常磐線の復旧区間と不通区間を行く(前編) [鉄道(JR東日本)]
およそ2年ぶりに常磐線の不通区間となっている富岡-浪江間と、復旧した新地-山下間を乗って見ました。・・・と、その前にいわき-富岡間を紹介します。
前回は台風が来る直前で大雨に見舞われたのですが、今回は晴天に恵まれました。
●Jヴィレッジ
今年4月に広野-木戸間に出来た新駅です。上下線が大きく分かれるためホームも木戸方面にかけて大きく広がります。
道路は線路の上にあるので、改札口へは階段等を使って登る必要があります。
●竜田
竜田駅は改良工事を行っており、エレベータ付きの跨線橋になるようです。
国鉄時代から残るホーロー製の駅名標も健在。
車内から福島第二原発を撮影。
●富岡
br /> 今回も651系の普通を利用しました。
いつの間にかITVが設置されるようになりました。ワンマン列車はもう来ない(?)
跨線橋から太平洋側を撮影。変わったと言えば、右側にあった仮設焼却場と仮設破砕選別所が解体されたくらい。
駅に設置されている線量計。
富岡駅を出て夜ノ森側にある仏浜街道踏切。電車が来ると遮断機が下ります。電車はここを通りませんけど。
●富岡-浪江
ここからは代行バスに乗車します。トイレ設備の無いバスでした。尤もこれまでもトイレの使用は基本出来なかったのですけど。いつもながらの説明を受け、添乗員付きで出発します。
旧エネルギー館は「廃炉資料館」へと変わりました。
常磐線をくぐり、しばらくすすむと帰還困難区域へと入ります。
新夜ノ森交差点手前付近。バスに乗ってわずか5分足らずで1.794μSv/hに跳ね上がります。富岡駅の約25倍。
遠く福島第一原発をみます。当然ですが、送電線は皆原発へと続いています。
双葉町までくると線量はだいぶ減ります。すれ違う車の大半は除去土を載せたトラック。
●浪江
浪江駅に到着。来年春には常磐線が全通します。首都圏エリアのSuicaもここまで利用できるようになります。どちらかというと仙台区域のようにも思えますが。ちなみに仙台区域のSuicaエリアは2駅先の小高からに拡大。
今も3番線のみ使用できるようになっており、中央付近にある仮設通路で行き来します。手前が1番線、左に見えるのが2番線ですがそれぞれホームが嵩上げされています。既に嵩上げ工事は仮設連絡通路以外は出来上がっていました。
跨線橋の使用はまだ出来ません。
3番線に停車している719系4両。正面は行先では無く種別表示。719系はだんだん活躍の場が減ってきました。
3番線の嵩上げは行われておらず、嵩上げしている2番線と段差が生じるため、ご覧のような柵が全体的に設置されています。
跨線橋付近はこのような感じで造られています。なぜか2番線からは柵がされているため直接跨線橋に行けません。結構面倒な造りです。
ちなみに浪江駅の線量は0.263μSv/h。
●原ノ町
基本的に運行は原ノ町で分断されているので、浪江方面から仙台方面へはここ原ノ町で乗換が生じます。
原ノ町駅舎。そういえば下車したの初めてかも。
719系の側面行き先表示ですが、「浪江」の行先に対応していないのか「普通」と表示されます。(下りは「原ノ町」と表示されていました。)
右から719・E701・E721系と順に世代が新しくなっています。
<関連ブログ>
2017/10/29 常磐線復旧区間に乗車(その2)
2017/01/15 常磐線復旧区間に乗車(後編)
2017/01/15 常磐線復旧区間に乗車(前編)
2016/07/25 常磐線山下駅を訪ねる
2016/07/24 常磐線不通区間に乗車(後編)
2016/07/24 常磐線不通区間に乗車(前編)
前回は台風が来る直前で大雨に見舞われたのですが、今回は晴天に恵まれました。
●Jヴィレッジ
今年4月に広野-木戸間に出来た新駅です。上下線が大きく分かれるためホームも木戸方面にかけて大きく広がります。
道路は線路の上にあるので、改札口へは階段等を使って登る必要があります。
●竜田
竜田駅は改良工事を行っており、エレベータ付きの跨線橋になるようです。
国鉄時代から残るホーロー製の駅名標も健在。
車内から福島第二原発を撮影。
●富岡
br /> 今回も651系の普通を利用しました。
いつの間にかITVが設置されるようになりました。ワンマン列車はもう来ない(?)
跨線橋から太平洋側を撮影。変わったと言えば、右側にあった仮設焼却場と仮設破砕選別所が解体されたくらい。
駅に設置されている線量計。
富岡駅を出て夜ノ森側にある仏浜街道踏切。電車が来ると遮断機が下ります。電車はここを通りませんけど。
●富岡-浪江
ここからは代行バスに乗車します。トイレ設備の無いバスでした。尤もこれまでもトイレの使用は基本出来なかったのですけど。いつもながらの説明を受け、添乗員付きで出発します。
旧エネルギー館は「廃炉資料館」へと変わりました。
常磐線をくぐり、しばらくすすむと帰還困難区域へと入ります。
新夜ノ森交差点手前付近。バスに乗ってわずか5分足らずで1.794μSv/hに跳ね上がります。富岡駅の約25倍。
遠く福島第一原発をみます。当然ですが、送電線は皆原発へと続いています。
双葉町までくると線量はだいぶ減ります。すれ違う車の大半は除去土を載せたトラック。
●浪江
浪江駅に到着。来年春には常磐線が全通します。首都圏エリアのSuicaもここまで利用できるようになります。どちらかというと仙台区域のようにも思えますが。ちなみに仙台区域のSuicaエリアは2駅先の小高からに拡大。
今も3番線のみ使用できるようになっており、中央付近にある仮設通路で行き来します。手前が1番線、左に見えるのが2番線ですがそれぞれホームが嵩上げされています。既に嵩上げ工事は仮設連絡通路以外は出来上がっていました。
跨線橋の使用はまだ出来ません。
3番線に停車している719系4両。正面は行先では無く種別表示。719系はだんだん活躍の場が減ってきました。
3番線の嵩上げは行われておらず、嵩上げしている2番線と段差が生じるため、ご覧のような柵が全体的に設置されています。
跨線橋付近はこのような感じで造られています。なぜか2番線からは柵がされているため直接跨線橋に行けません。結構面倒な造りです。
ちなみに浪江駅の線量は0.263μSv/h。
●原ノ町
基本的に運行は原ノ町で分断されているので、浪江方面から仙台方面へはここ原ノ町で乗換が生じます。
原ノ町駅舎。そういえば下車したの初めてかも。
719系の側面行き先表示ですが、「浪江」の行先に対応していないのか「普通」と表示されます。(下りは「原ノ町」と表示されていました。)
右から719・E701・E721系と順に世代が新しくなっています。
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2017/01/15 常磐線復旧区間に乗車(後編)
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2016/07/24 常磐線不通区間に乗車(前編)
タグ:常磐線
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