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常磐線不通区間に乗車(後編) [鉄道(JR東日本)]

後編です。
小高から相馬まで電車区間です。原ノ町―相馬間は被害が少なかったせいか、早くに復旧しました。線路は繋がっていないので陸路で運ばれてきたのでしょう。ただ車体は窓ガラス始め汚れが目立ちます。

隣駅駒ヶ嶺はテープで隠されています。相馬-浜吉田間は東日本大震災で発生した津波の影響で一部駅舎・線路が流失し、このうち新地-浜吉田間は別線経由で復旧工事が行われています。今年中完成見込みで、仙台-小高まで線路が繋がります。

駒ヶ嶺方面を撮影。下り線だけ赤信号が機能しています。といってもその先で車止めが設置されていますが。

駅前から代行バスに乗車します。トイレは付いていません。電車との乗り継ぎは亘理駅のみ行っています。浜吉田での乗り継ぎは出来ないようです。

再び国道6号線を北上します。道路と並行に常磐線が走っており、真新しい橋梁が見えます。

国道から脇道をとおって駒ヶ嶺駅に到着。駅前は狭く、仮に原ノ町から電車をここまで走らせてもバスを長く停められないから運休にしているのではと思います。

新地駅は新しい駅舎と跨線橋らしき物が見えます。バス停はこの手前の新地町役場にあり、バスはそのちょっと先で転回します。狭い道路なので駅までは行けないのでしょう。

新ルートで建設されている常磐線。新地からは高架線となっています。

坂元駅。駅前には駐輪場と、ローソンが店を構えています。広く見えますがコンビニの駐車場です。

この先は国道と別れ、山の中を突っ切るため、トンネルが掘られました。

山下駅。JR山下駅とはかなり離れた場所にあります。場所は山元町役場。

庁舎は全てプレハブです。

山の中腹辺りに役場があり国道6号線から海に向かって道路が出来ました。

浜吉田駅。国鉄時代の雰囲気のある駅舎です。

駅舎側の1番線のみ使用されているため、跨線橋と上りホームは使用停止になっています。

駅名標。山下駅は消されています。

仙台行き普通電車が入線。常磐線仙台方は基本は4両で、混雑時間帯は6両編成。こちらはE721+701系の混成です。
<ご参考>常磐線いわき-岩沼間の復旧状況 2017.4.08現在
不通区間    運転再開[()は運転再開目処]
いわき-久ノ浜 2011年5月14日
久ノ浜-広野  2011年10月10日
広野-竜田   2014年6月1日
竜田-富岡   (2017年10月)
富岡-浪江   (2019年度末)
浪江-小高   2017年4月1日
小高-原ノ町  2016年7月12日
原ノ町-相馬  2011年12月21日
相馬-浜吉田  2016年12月10日
浜吉田-亘理  2013年3月16日
亘理-岩沼   2011年5月14日

※2016.7.25 加筆
※2016.7.29 修正
※2017.3.11 修正 <関連ブログ>
2016/07/24 常磐線不通区間に乗車(前編)
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