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常磐線復旧区間に乗車(後編) [鉄道(JR東日本)]

常磐線復旧区間の後編は山下-相馬間です。
山下を出るとトンネルを2箇所くぐり、坂元に到着します。
●坂元

旧坂元駅は道路の奥にありました。

時間の都合上この駅に降りませんでした。駅は1面1線の構造で、交換待ちは出来なくなっています。

山側は駅前広場と奥にはコンビニが建っています。その奥が国道6号線です。
●新地

こちらは2面2線の構造です。山下駅と同じく1番線(右側)が本線で1線スルーとなっています。2番線(左側)は交換待ちを行う上り列車と、当駅発着の列車が使用されます。

ホームの幅は階段・エレベータ付近以外はその半分ほどの幅で造られています。コスト削減??

かつての新地駅方面を撮影。完全に整備されてしまい全く見当が付きません。

海側はこれから開発されるようで手前に地下自由通路の出入り口が設けられています。こちら側に住宅地らしき物は全くなく、田畑もありません。

山側は駅前広場となっています。広場の先は何も無いですが駅周囲はこれから開発されるようです。

発車案内板はデジタルサイネージ。時刻表と運行状況も編成も一発でわかるものです。
駅員は委託のようです。自動券売機は無く、駅員から購入。また、簡易ICカード読み取り機が付いてます。駅員不在の時はオレンジの箱(乗車駅証明発行機)で対応ってところでしょうか。

駅舎はそれほど大きくは無いです。移設された3駅では唯一の地上駅です。トイレは駅構内のホームにあります。

駅脇にある地下自由通路。今は通行止め。バスやタクシー乗り場が駅前広場にはありますが、タクシーは1台も無く、バスについては乗り場だけでどのバス会社かも行先も時刻表も無く、将来を見越して先に設置したようです。この奥に公衆トイレが設けられています。

駅前交差点。まだ開発途中のため、何にもありません。正面が国道6号線へと繋がる道路です。右は見切れてますが行き止まり。左へ進みます。

区画整理されており、所々家が建てられています。

海側に建設されている道路と繋げるのでしょうか。常磐線と交差する陸橋と、川に架けられた橋だけが完成しています。

仮設店舗と奥はバスの転向場。代行バスはこの先の新地町役場まで来ていたのですが、Uターンするほどの道幅も無く行き止まりの道路だったため、このような場所が設けられていました。代行バスは無くなりましたが、まだ転向場は残っていました。左に見える看板は代行バスのものでこちらもまだ残されたまま。

とりあえず新地町役場まで行ってみました。代行バスはここに停留所がありました。
●新地-駒ヶ嶺

かつての橋梁が残されていました。手前に見える橋の隣です。

路盤だけが残る旧線。この先で合流します。
●駒ヶ嶺

昔ながらの長いホームです。柵もホームもほとんど手を加えられていないようです。

跨線橋。こちらは下りホーム側。
●相馬

小高・原ノ町-相馬の折り返し運転を行っていた頃は2番線は閉鎖されていましたが、浜吉田駅と同じく復旧と同時に上りホームとして使用開始されました。

代行バスが発着していた駅前。白線で書かれた跡だけが残ります。
<関連ブログ>
2017/01/15 常磐線復旧区間に乗車(前編)
2016/07/25 常磐線山下駅を訪ねる
2016/07/24 常磐線不通区間に乗車(後編)


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タグ:常磐線
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