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旧北館林荷扱所観察(2023.10.20) [鉄道(東武)]

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森林公園検修区所属の9000系9101Fがついに廃車となりました。
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モハ9901は既に解体が行われています。
調べてみると9101Fは10月16日に森林公園から寄居へ回送され、翌17日に羽生経由で北館林荷扱所に回送されてきたようです。
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モハ9801。線路上では解体作業が行われています。
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ステンレス製なので錆はしませんが、2年以上放置していたせいか、車体が酷く汚れています。水洗いじゃ落ちなさそうです。
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サハ9701。こちらはまだ座席が撤去されているくらいです。
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時代を感じさせるIRアンテナ。9101Fは有楽町線乗り入れ車両として1981年(昭和56年)12月に登場。有楽町線営団成増(現:地下鉄成増)-和光市間の開通と、東武東上線森林公園までの直通運転は1987年(昭和62年)年8月25日ですから、デビューしてから直通運転されるまで6年弱空いています。(余談ですが、池袋-営団成増間の開業は1983年6月24日で、デビュー当時は池袋-新富町間の運転でした。)
9101F自体試作的なもので登場しており、チョッパ装置・電磁直通制御・モニター装置など初物揃いの車両。9101~9401が東急車輌(現:総合車両製作所)、9501,9601が富士重工、9701~9001がアルナ工機でそれぞれ製造されています。東武鉄道初のステンレス車両でデビュー当時、7800系に混じって運転していたので、10両編成とみると9101Fにあたるのではと期待していたものです。
直通運転開始後も地上運転が多く、その後量産された9102F~9107Fが充当されることが多かったように記憶しています。

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タグ:東武9000系
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