上田電鉄の今(その2) [鉄道(上田電鉄)]

上田駅。暖簾が撤去されてしまいました。

窓口は営業しており、ホームに入れるようになりました。(入場券不要です。)
入る際は手指の消毒を。

残念ながらホームのトイレは使用できません。1階広場の公衆トイレを使用します。

ホームの線路側にはロープが貼られており、降りられないようにしています。

ホーム先端付近から撮影。警戒「台風」は災害当時のままなのでしょうか。

千曲川に架かる千曲川橋梁。対岸はコンクリートで固められています。

落橋した鉄橋は既に片付けられています。後で知ったのですが、この落橋した橋のリベットの部分を記念品として販売したようです。土手には真新しい橋台が出来上がっています。あとは架橋するだけですね。恐らく渇水期となる冬になると思いますが。
出典元1

台風の爪痕。手前側はまだえぐれたままです。昨年11月に来たときは荒れた河原になっていましたが、川縁には草が生えています。

復旧するためこの千曲川橋梁を上田市が保有することで上田電鉄の負担額を減らすようです。2021年春頃に復旧を目指しているとのこと。
出典元2

上田橋から奥の方へは今も通行止めとなっています。

市道3号踏切から上田方面を撮影。この辺りはあまり変わっていません。沿道の草が生い茂ってきて見づらいです・・・。

城下駅では現在使用されていない下り線を利用して5200系(5251)を展示するようになりました。実は今回の目的はこれだったりします。
今まで下之郷の車両基地の片隅に停めてあった車両です。パンタグラフを上げているだけでなく、ライトも点灯しています。

ご丁寧に撮影スペースまで用意されています。

後ろから。昭和33年(1958年)東急車輌(現:J-Trec)製です。ステンレスなので錆びること無く綺麗な状態です。

床下は何もなく台車だけ。自走は出来ないので恐らく別の車両でここまで牽引してきたのではと思いますが。

台車はしっかりと固定されています。

城下駅の構内踏切は使用できないので、一度上田側の踏切を渡って下りホームへ移動します。駅構内なので入るには入場券(乗車券でも可と思われます)を購入するか、記念グッズを購入する必要があります。
補足:城下駅の入場券は記念グッズの一つです。元々無人駅で暫定的に駅事務室が出来ています。

客室内には入れませんが、乗務員室には入ることが出来ます。盗難防止のためか防犯カメラがホームに設置されています。

ドアには注意書きがあります。
・マスク着用。・・・新型コロナウィルス対策ですね。
・乗務員室の滞在時間は大体5分。・・・多くの人に見て貰いたいってことでしょう。
・マスコンは握れます。
それと他の人がいる場合は、距離を置いてホームで並んで待つ(ソーシャルディスタンス)ようにします。
毎週月曜日に方向幕が変わるようです。今回は「上田」でした。幕は「上田・別所温泉・下之郷・中野・臨時・試運転・回送」しかないので、これらのどれかということになります。
お盆の時期で土曜日にもかかわらず、すんなりと入れました。残念ながら客室は全てカーテンが降ろされているので中の様子はわかりません。

大分褪せていますが、東急時代のマークが今も付いています。

検査票。下之郷電後ろにうっすらと元住吉工の文字が・・・。

別所温泉行きの電車がやってきたので、踏切から撮影。正面から見ると今にも動くのではという感じです。
なお、展示期間は7/23~9/27の10:00~15:00です。
※2020.8.16 補足追記
<関連ブログ>
2019/11/26 上田電鉄の今
こんな台車があるんですね。
コレを使って、あの展示車も!?(妄想中)
by hanamura (2020-08-16 06:31)
こんにちは。hanamuraさん。
元々あった台車では無いようですね。それとパンタグラフも何年か前にイベントで取り付けたようです。
by nakka (2020-08-16 15:08)