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紀伊半島1周乗り鉄の旅(後編) [鉄道(乗り鉄)]

新宮で1泊して翌日は新宮から特急「くろしお16号」で新大阪へと向かいます。
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新宮駅。反対側(西側)は市役所などがあるのですが、出口は海側1箇所しか無く、踏切を渡って反対側に出る必要があります。
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路線バス最長と言われている新宮駅-大和八木駅を結ぶ奈良交通の時刻表。1日3往復あり、所要時間は6~7時間。
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駅前からやや海側(東側)に歩いたところには徐福公園があります。中国・秦の時代始皇帝の命で渡来した徐福。ここ熊野で捕鯨を始めたと言われており、徳川頼宣の命で徐福の墓を建てられたようです。
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公園内にある徐福像。
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今回乗車する283系オーシャンアロー。構内の留置線から一旦本線に渡り、亀山側に移動します。再び進行方向を変え、1番線に入線。
天王寺側は貫通タイプですが、増結編成の新大阪側先頭は非貫通タイプです。
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こちらは1号車グリーン車。・・・どことなく近鉄特急に似ているようにも見えますが。いるかをモチーフとしているようです。
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今回は4時間近くの長旅なのでグリーン車を選びました。
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側面にはオーシャンアローのロゴが。681系サンダーバードと同じく車両の愛称名がそのまま列車名として運転されていましたが、「くろしお」に統一されました。
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283系は1996年(平成8年)にデビューしていますが、実は乗車するのは今回が初めてです。
グリーン車は横3列席で、中間付近で山側が2列、海側が1列と変わります。
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こちらは普通車。
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3号車の一部にはラウンジがあり、海側に座席が向けられています。
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山側も同じく海側を向いています。
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列車は定刻に新宮を出発します。しばらくすると海岸線沿いに進みます。JR東海エリアと違ってなだらかな海岸線が続き海を眺める区間が長いです。
IMG_3244.jpgbr /> 紀伊勝浦に到着。数人が普通車へ乗り込んで行きました。右側は「南紀4号」で新宮から回送で向かっていったHC85系が折り返し運用となっています。
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紀伊勝浦からは一転して岩場の多い海岸線を進みます。カーブが多くスピードはあまり出ません。
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海の向こうは紀伊大島と言って、橋が架けられており車などで行けます。
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橋杭岩。電車の車窓からだと建物などであまりよくは見えません。もうちょっと手前(新宮側)からなら見えるかも。
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新宮から50分で串本に到着。本州最南端に位置する駅です。グリーン車にも数名乗り込んできました。
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串本からは海からやや遠ざかり、トンネルが連続します。カーブも多く先頭車両6号車が見えるほど。
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白浜の手前、紀伊富田では対向列車の通過待ち。「くろしお1号」が通過していきました。パンダ号として運転。
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白浜駅外れの引上線に停車中の289系。「しらさぎ」で使用していた683系を直流化させて出来た形式です。白浜より先、新宮方面へは運用には入らないです。
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新宮から1時間47分で白浜に到着。ここで7分ほど停車します。ここから新大阪方面へは特急列車の本数も倍以上となり、概ね1時間に1本設定されています。長く停車するのはここで付属編成を連結する時間もあるのだと思われます。この日は増結無しでしたが。
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この停車時間を利用して飲み物を購入しておきます。白浜駅はアドベンチャーワールドの最寄り駅で、パンダのイラスト・写真が駅構内に多く見かけます。
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改札口にはぬいぐるみまで・・・。
なお一部駅員はアロハシャツを着て業務にあたっています。これも白浜駅ならでは。
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続いて紀伊田辺に停車。新宮から2時間4分。新大阪まであと半分ほどです。
構内にいる227系は主に御坊-新宮間で運用。以前は105系でしたが、老朽化により新型車両に置き換えられています。
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紀伊田辺からは複線となり、対向列車の待ち合わせを行うことなく、快調に飛ばします。
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再び海岸線沿いを走ります。海が綺麗。天気が回復してよかった…。暫くするとまた山の中へ。
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新宮から2時間34分で御坊に到着。
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ここからは223系の姿も見ることが出来ます。
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巨大な風車が山の付近に建てられています。
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ゼネラル石油の工場を横に見ます。
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海南港の向こうにそびえ立つ建物はは和歌山マリーナシティホテルと言うようです。左端がポルトヨーロッパ。
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紀三井寺を一瞬ですが通過します。
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新宮から3時間17分で和歌山に到着。もうグリーン車に乗車する人はいないだろうと思っていたら数人乗車してきました。
ここから紀勢本線から阪和線へと入ります。
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和歌山市へと延びる紀勢本線の支線。
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紀ノ川を渡ります。この後最後の峠・山中渓を抜けて大阪府に入ります。
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関西空港からの線路と合流。日根野に停車します。
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あべのハルカスが見えてきました。
新宮から4時間1分で天王寺に到着。ここから関西本線に乗入れ、次の新今宮から大阪環状線へと入っていきます。
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大阪ドームを横に見ます。
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西九条手前では桜島線と交差。野田を出ると先行の大阪環状線と併走します。次第に地平へと降りて行き、野田の踏切を亘ります。
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一気に地下へと潜ります。
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大阪に到着。ほとんどの人が降りて行きます。
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トンネルを抜け、東海道本線と合流し、淀川を渡ります。
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新宮から4時間19分で新大阪に到着。ここで終了です。
くろしおは18往復あり、新宮まで行くのは6往復で、このうち283系は1往復しかありません。
新大阪で昼食をとった後は、大阪メトロでなんばへと移動し、近鉄線に乗り換えます。
「ひのとり14」列車で近鉄名古屋へと移動します。それなりに乗車していましたが、空席もチラホラ。プレミアムシートを狙ってみたのですが流石に発車20分前では完売。レギュラーシートを購入します。
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大阪上本町を出ると地上に出て鶴橋に停車。ここから津までは停車しません。
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伊勢中川手前で連絡線を通り、大阪線から名古屋線へと入ります。
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津で降りる人が結構多かったです。勿論乗車する人もいますが、降りる人の方が多く感じられました。
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名古屋手前では特急「南紀」と併走。こちらの方が早く追い抜き名古屋へ到着しました。
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2023/08/27 紀伊半島1周乗り鉄の旅(前編)
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