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木次線の旅(前編) [鉄道(乗り鉄)]

特急「やくも」に乗車して出雲市で一泊。翌日金曜日は木次線に乗車しました。
普通列車で宍道へ。そこから木次線に乗り換えます。
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9:09発の木次行き。キハ120-207の1両編成です。平日午前も通勤通学時間帯を外しているにもかかわらず、ほぼ席は埋まっています。
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宍道駅は2面3線の構造で基本的に木次線は3番線から発車します。隣のホームは既に使われておらず、駐車場として整備されています。跨線橋からホームへは閉鎖されていますが、反対側への出入口として利用されているようです。
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駅の外れ、米子側にはキハ120の2両が停車。この後11:19発の備後落合行きとなります。
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乗換案内板。おそらく国鉄時代からのものがそのまま使われているのだと思います。かつて急行「ちどり」が米子-広島を走っていたことがありました。
出発時間になっても発車はせず、遅れている特急「スーパーまつかぜ6号」からの接続待ちを行います。結局2名ほど乗り込み3分ほど遅れて発車。
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乗客の大半は恐らく木次からのトロッコ列車「奥出雲おろち」号に乗車する団体客。途中駅から乗車する人は片手で数えられるほど。出雲大東で数人が降りて行きます。
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宍道から30分ちょっとで木次に到着。案の定、ここで改札外に出ないで10:07発「奥出雲おろち」に乗り換える人が多くいます。
「奥出雲おろち」は普通列車ですが、全車座席指定車。予約が無ければ乗車は出来ず、1ヶ月前に予約を試みたのですが満席。団体枠が大半と思いますので、多分20席くらいしか販売していないのではと。(実際は解りませんが。)なお、この列車が運転する日は普通・出雲横田行きの列車は運休となり、指定席が取れない場合は次の普通列車を利用することになります。普通車もトロッコでなくていいので1両気動車を連結とか出来るとありがたいのですが。そういった需要はないのでしょう。
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こちらが「奥出雲おろち」号。手前がリクライニングシート座席で、先頭はトロッコ車両。トロッコ車両の指定券販売はなく、座席指定券を持った人だけが利用できます。備後落合までプッシュ(推進)運転です。乗車してきたキハ120は一旦宍道側に後退して、「奥出雲おろち」号の発車後、車庫に入ります。
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スハフ12-801。2号車の座席指定。
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スハフ13-801。窓ガラスを撤去したトロッコ車両。先頭は展望座席となっています。
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ということで指定席の取れなかった私は次の列車まで2時間ほど待ちます。待っている間周囲を散策。
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駅周辺は商店街となっており、飲食店などが建ち並んでいます。平日朝方ですから人通りはないです。
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踏切から木次駅を撮影。丁度出雲横田発宍道行きの普通列車がやってきました。
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木次公園の裏手にある秋葉山に上ってみます。線路側から上ったのでお墓へ続く道を上がっていきました。近道ですけどきつい。草道を駆け上がり頂上に到着。丁度「奥出雲おろち」が出発するところでした。
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秋葉山は標高98mの山で出雲国守護・佐々木兵庫守の居城があったようです。木次駅が一望できる見晴らしのよいところです。駅に隣接して車両基地があります。宍道-木次間は木次線内で最も多く運行されており下り10本。上り11本設定されています。朝上り1本だけ松江まで直通運転もされています。
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左側は斐伊川が流れています。
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しばらくして山を下ります。舗装した道が続きます。反対側の洞光寺という寺の前にたどり着けます。こちらの方が道が緩やかです。本来はこちらから上るのでしょう。
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山の上から見えた大きな橋「木次大橋」を渡ってみます。別にたいしたことは無いですけど。
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左を流れる小さな川が久野川で、この橋のやや下流付近で右側の斐伊川と合流します。
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上流付近にいくと沈降橋に近い橋が架かっています。欄干などありません。
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丁度堰き止められた状態になっているので上流の流れはほとんどありません。
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出発までまだ50分あり、駅前にあるフーズマーケット「ホック」に行きます。ここで買い物してフードコートで食べてもよかったのですが、隣にチェリヴァホールの1階にも食堂があったのでこちらを利用。名物出雲そばを食します。そば湯付き。
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駅に戻り宍道からキハ120-4が回送で到着。朝方奥出雲おろちとすれ違った列車が戻ってきました。一旦備後落合側に移動してから車庫へと移動します。
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洒落た駅名標。次→すき→好き→ハート文字(機種依存のため文字にします)としたのでしょう。
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ホームには備後落合からの木次行きが入線していました。折り返しとはならず11:54発宍道行きとなります。ほぼガラガラ。
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11:53に備後落合行きが入線。朝宍道駅で見た車両です。キハ120-5+キハ120-208の2両編成ですが、最後部は出雲横田止まり。
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平日の昼間だから空いているかと思っていたのですが、意外と乗っています。ボックスシートは大体1~2人が座っていていたので、相席はやめてロングシート部に腰掛けます。ただ、出雲横田で切り離すので早めに移動はします。
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木次を出発するとトンネルに入ります。午前中上った秋葉山の下を通ります。
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貧弱な路線なのでカーブがきついところなどは25km/h制限がかかります。今乗っている列車も第2木曜日は保守作業のため運休の対象となる列車です。
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土地柄か石州瓦の屋根をよく見かけます。
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そこそこの集落のある出雲八代駅。
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出雲三成駅手前では高台付近を走ります。
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出雲三成駅。駅舎は立派な造りです。
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亀嵩駅。駅に付随して亀嵩そばのお店があります。ここから数人乗客がありました。松本清張原作「砂の器」の舞台となった場所です。
次の出雲横田で切り離しを行うので前の車両に移動します。乗務員が木次から乗務しており切り離す準備を行っていました。
後半に続きます。
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