SSブログ

木次線の旅(後編) [鉄道(乗り鉄)]

出雲横田到着の前に先頭車両に移動します。こちらも混雑度は変わらず。全席ロングシートなので、一番後部(優先席)を陣取ります。
IMG_6278.jpg
思いのほか出雲横田では多くの団体客が乗車してきます。と同時に切り離し作業が行われました。後ろのキハ120-208は折り返し出雲横田13:16発木次行きとなります。切り離し作業のためここでは12分停車します。ここから備後落合までは1日4往復。うち1往復は「奥出雲おろち」です。(運転しない場合は3往復)
出雲横田-木次間でも下り8本、上り10本設定されています。
IMG_6280.jpg
出雲大社のような駅舎です。もうちょっと時間があれば正面から撮影したかったのですが。
IMG_6283.jpg
ここからは1両編成となって出雲横田を出発します。
IMG_6286.jpg
八川駅。駅手前に30‰の勾配があります。
IMG_6293.jpg
前回只見線に乗車したときもそうなのですが、観光客を一般の列車に乗車して移動するツアーがあります。どうやらこの一行はこの先三井野原で降りるようです。
IMG_6295.jpg
八川からはどんどんと山を登っていきます。お馴染み25km/h制限も頻繁に見られます。
IMG_6301.jpg
やがて備後落合方面からの線路と合流して出雲坂根駅に到着します。ここで20分ほど停車します。
IMG_6320.jpg
出雲坂根は三段スイッチバック駅として有名です。この先は行き止まりで先ほど合流した線路を上っていきます。その為一旦乗務員が反対側につきます。右上に見えるのは国道314号線の「奥出雲おろちループ」でその名の通りループを描いて山を登っていきます。鉄道はスイッチバックとΩカーブで同じ山を上っていきます。
IMG_6310.jpg
駅舎の脇を通り(改札口がない)、ホーム外側には延命水という湧水が流れています。
IMG_6311.jpg
駅前は国道314号線が通っています。数台停められる駐車場があります。
IMG_6312.jpg
立派な駅舎は近年建て直したのでしょう。因みに駅前には路線バスの停留所があります。奥出雲交通といって三井野原駅と横田車庫(多分出雲横田駅付近)を日に6往復(最終便は平日のみ運行)運行されています。
出雲坂根駅は標高585m。次の三井野原駅は標高726mとJR西日本で一番高い場所にある駅です。
IMG_6325.jpg
奥出雲おろち号が到着してきて、すぐにこちらの列車は出発します。おろち号からこちらに飛び乗ってくる人が数人。
IMG_6327.jpg
スイッチバック2段目のルートを走行。左側は宍道方面。先ほど通ってきた線路です。
IMG_6328.jpg
すぐに右から備後落合方面からの線路と合流。雪深い場所のため、ポイント部はスノーシェルターで覆われています。
IMG_6330.jpg
正面は行き止まり。ここで再び進行方向が変わります。これで3段目。
IMG_6332.jpg
スノーシェルターを抜け、備後落合方面に向け上って行きます。
IMG_6337.jpg
因みに後方部ばかり写していますが、出雲横田で席を譲ったからです。
IMG_6344.jpg
いくつかトンネルを抜け、ループ橋を隣に見ます。
IMG_6346.jpg
出雲坂根駅で見た橋梁。同じ高さまでのぼってきました。
IMG_6349.jpg
三井野原は駅周辺にゲレンデがいくつか見えます。周囲の建物は民宿がほとんど。かつてはスキー列車がここ三井野原までやってきたことがありましたが、今はスキー列車の設定はないです。
IMG_6354.jpg
ここで団体客は降りて行き、既に駅前で待機していた観光バスに乗り込んでいくのでしょう。車内は20人程度の乗客。
IMG_6355.jpg
「青春18きっぷ」が使えない時期でかつ、平日を狙っていたのですが、それでも結構乗っています。
三井野原を出ると島根県から広島県へと入ります。
IMG_6359.jpg
油木(ゆき)駅を出発。
IMG_6362.jpg
備後落合手前まで国道314号線と平行して進みます。所々国道は改良工事でトンネルや橋梁で抜けていくのですが、そういった箇所には廃道となるところもあって興味深いです。
IMG_6364.jpg
トンネル開通により廃道となった箇所。
IMG_6368.jpg
左に見えるのが芸備線。寄り添う形で終点備後落合に到着です。
IMG_6369.jpg
備後落合。この時間芸備線上下線との接続がよく、3線同時に異なる支社のキハ120型が見られる時間帯です。右側が岡山支社の新見行き。左が広島支社の三次行き。
IMG_6370.jpg
そして、米子支社の宍道行き。木次から2時間33分。今回宍道からの乗り継ぎですからほぼ1日がかりの旅行です。
私自身木次線に乗車するのはおよそ30年ぶりでした。当時はキハ45系(キハ53)でして、18きっぷシーズンとはいえ、かなり車内は空いていました。
※2022.11.26 一部訂正
<関連ブログ>
2022/11/19 木次線の旅(前編)
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント