185系踊り子号の終焉

来月のダイヤ改正で国鉄時代に造られた185系が定期運用から撤退し、踊り子号はE257系に全て置き換えられます。
お名残乗車ということで本日乗車してきました。引退1ヶ月前ということでホームにはカメラを持った人が増えています。来週になったらもっと増えそうです。

恐らく高輪ゲートウェイ付近にある車両基地からと思いますが、回送で入線してきました。15両編成という在来線特急でも一番長い両数。E257系になると最大14両になります。

ヘッドマークは今はLED化もしくは無かったりするのですが、昔ながらの幕式です。

発車表示にメッセージが･･･。

185系は1981年に登場。153系の反省を活かして徹底した腐食対策を行った結果、丈夫な車両となりました。

ダイヤ改正後、自由席はなくなり全車指定席へと変わります。

また、ダイヤ改正後は14両編成となるため、15号車は見納めです。
東京を発車すると汽笛一声のメロディーが流れ、車掌のアナウンス。今は自動放送が主流ですが、こういったところもレトロなのでしょう。

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185系といえば MT54モーターサウンド。スピードが比較的出ている川崎－横浜間で収録。さすがに全部は重くなるので50秒にしました。

大船観音

最後部15号車に乗っているので、カーブでは先頭車両が見えます。

茅ヶ崎に停車している215系。こちらも今後どうなるか･･･。

小田原手前では富士山が見えました。

早川から先は相模湾が一望できるビュースポット。奥に見えるのは真鶴岬。

熱海では切り離し風景を見ようと多くの人が10号車付近に集まります。去年ではこんな状況ではなかったのですが。

先に10両の伊豆急下田行きが出て行きます。

熱海から乗務員がJR東海に代わり、三島で伊豆箱根鉄道の乗務員と変わります。私は三島で下車します。

三島駅構内から伊豆箱根鉄道線への連絡線を渡っていきます。
続いて伊豆箱根鉄道線内で撮影。人気(ひとけ)の無い場所で撮影。ちょうど原木(ばらき)辺りが住宅地もなくよさげな感じでしたので、ここで下車します。

駅から歩いて10分ほどで柿沢川の橋梁に到着。踊り子9号を撮影。側面が壁で見えないので多分あまり来ないのではと思います。終始1人でした。

このあと修善寺からの踊り子8号を撮影します。このあと駅に戻り修善寺へ。

185系の並び。もうちょっと待てば人が捌けたのですが。

車内のリクライニングシート化は上越線などで活躍していた200番代よりも遅く、1999年になってから。それまでは転換式クロスシート。

帰りは踊り子16号で東京へ戻ります。たまには日本酒でも。

窓の開く特急電車は185系が唯一。

40年間お疲れ様でした。
※2021.2.23 音声追加
※2021.2.28 画像追加

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