京成線の廃駅を訪ねる [鉄道(京成)]
京成本線の京成上野駅と日暮里間は上野山の下をトンネルで抜けます。その間に2つの駅がありました。上野の次に博物館動物園。その次が寛永寺坂。日暮里-上野公園(現:京成上野)間の完成(1933年(昭和8年)12月10日)と同時に開業されました。その後戦時中に休止され、終戦後営業を再開。博物館動物園駅は1997年(平成9年)に廃止されました。先月23日~来年の2月24日までの金・土・日に期間限定で公開されました。

上野公園の脇を通り、国立博物館の隅の交差点に博物館動物園駅はあります。21年8ヶ月ぶりにその扉が開かれました。

入口には立派なプレートが取り付けられました。「博物館動物園駅跡」。
普通に入れるのかと思いきや、整理券が必要で向かいの公園で配布されていると言うことで、貰いに行くと入場時間が15:00~と記されています。今11時過ぎなので4時間ほど待つ計算。
・・・実はこの時間を利用して館林まで往復してました。ほぼとんぼ返りですけど。

今回公開されるにあたり『アナウサギを追いかけて』というテーマのアート作品とのコラボレーションとなっています。入場は無料。ただ、人数を絞っての公開で早めに行かないと私のようにだいぶ待たされます。

まず入って駅舎内部のホール天井。このドーム状の造りが独特です。

既に15時を回っているのでウサギに扮した案内人による駅の説明は途中からとなってしまいました。出入口からホームへと続く階段で解説が行われます。周りの壁はリニューアルせずそのままの姿。よく見ると落書きだらけ。

先ほどの階段を降りると踊り場。正面にはかつての窓口の跡が見えます。廃止される直前では既に使われていなかったようです。

隣にある扉の奥は戦時中は司令部として使われていたようです。

こちらはトイレ。ご覧の通り中には入れません。

更に階段を降りると改札口となるのですが、電車が運行されているため公開されているのはここまで。公開に際してガラス扉には寄せ書きが書かれています。白マジックペンが用意されていますのでご自由に。

ガラス扉から奥を撮影。階段を降りた先には正面に簡易的な造りの窓口と右に改札口。その先にホームがあるようです。元々3両編成しか停まれない長さで、4両編成の電車が走っていたときは1両だけ狭い通路が造られていました。ちなみに6両編成の電車は普通電車でも通過です。乗降客の減少とホームの短さ(普通電車の6両化)によりこの駅は廃止されました。
・・・落書きが増えてくると綺麗に撮れなくなってくるかも知れません。

柱に行き先案内が残されています。

一通り見て回り地上へ。脇から駅舎を見るとこんな感じです。石造りのしっかりとした造りです。側面の窓は閉められていますので暗く感じたのはそのためです。

もう一つの出入口は上の画像から上野公園に真っ直ぐ行った場所にあります。上野側に裏手は東京芸大。その先(奥)は上野動物園です。

反対側に回ってから撮影。手前トタン屋根になっている箇所が入口です。造りが違うので閉鎖の時に造られたのでしょう。こちらは博物館動物園駅が営業している末期には使用されていなかったようです。

公開は16時まで。いつものように扉が閉められます。
さて、ここから日暮里方面に向かって歩きます。

国立図書館のそばを通り抜けます。そのまま壁伝いに進みT字路を左へ。

社会教育研究所の前を抜けます。ここは京成線の換気口があるので電車が通ると音がします。

右手に寛永寺。

突き当たりとなり、横切る道路は言問通り。ここを右に進みます。

すぐに信号が見えます。奥にあるセブンイレブンが旧寛永寺坂駅跡。博物館動物園駅と同じく1933年(昭和8年)12月10日に開業されましたが1953年(昭和28年)に廃止となりました。以前は運送屋の倉庫となっていたようですが、取り壊されました。

都内でも駐車場スペースがあるコンビニも珍しいですけど、これも駅だった名残でしょうか。

その先に進むと橋があり、ここから京成線を見ることが出来ます。この右奥は谷中霊園。 第二次世界大戦中は日暮里-京成上野間を休止させ、国鉄線からこのトンネルまでの連絡線を敷設してトンネル内を1067mmに改軌させ、深夜に車両を疎開させていたようです。

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上野公園の脇を通り、国立博物館の隅の交差点に博物館動物園駅はあります。21年8ヶ月ぶりにその扉が開かれました。

入口には立派なプレートが取り付けられました。「博物館動物園駅跡」。
普通に入れるのかと思いきや、整理券が必要で向かいの公園で配布されていると言うことで、貰いに行くと入場時間が15:00~と記されています。今11時過ぎなので4時間ほど待つ計算。
・・・実はこの時間を利用して館林まで往復してました。ほぼとんぼ返りですけど。

今回公開されるにあたり『アナウサギを追いかけて』というテーマのアート作品とのコラボレーションとなっています。入場は無料。ただ、人数を絞っての公開で早めに行かないと私のようにだいぶ待たされます。

まず入って駅舎内部のホール天井。このドーム状の造りが独特です。

既に15時を回っているのでウサギに扮した案内人による駅の説明は途中からとなってしまいました。出入口からホームへと続く階段で解説が行われます。周りの壁はリニューアルせずそのままの姿。よく見ると落書きだらけ。

先ほどの階段を降りると踊り場。正面にはかつての窓口の跡が見えます。廃止される直前では既に使われていなかったようです。

隣にある扉の奥は戦時中は司令部として使われていたようです。

こちらはトイレ。ご覧の通り中には入れません。

更に階段を降りると改札口となるのですが、電車が運行されているため公開されているのはここまで。公開に際してガラス扉には寄せ書きが書かれています。白マジックペンが用意されていますのでご自由に。

ガラス扉から奥を撮影。階段を降りた先には正面に簡易的な造りの窓口と右に改札口。その先にホームがあるようです。元々3両編成しか停まれない長さで、4両編成の電車が走っていたときは1両だけ狭い通路が造られていました。ちなみに6両編成の電車は普通電車でも通過です。乗降客の減少とホームの短さ(普通電車の6両化)によりこの駅は廃止されました。
・・・落書きが増えてくると綺麗に撮れなくなってくるかも知れません。

柱に行き先案内が残されています。

一通り見て回り地上へ。脇から駅舎を見るとこんな感じです。石造りのしっかりとした造りです。側面の窓は閉められていますので暗く感じたのはそのためです。

もう一つの出入口は上の画像から上野公園に真っ直ぐ行った場所にあります。上野側に裏手は東京芸大。その先(奥)は上野動物園です。

反対側に回ってから撮影。手前トタン屋根になっている箇所が入口です。造りが違うので閉鎖の時に造られたのでしょう。こちらは博物館動物園駅が営業している末期には使用されていなかったようです。

公開は16時まで。いつものように扉が閉められます。
さて、ここから日暮里方面に向かって歩きます。

国立図書館のそばを通り抜けます。そのまま壁伝いに進みT字路を左へ。

社会教育研究所の前を抜けます。ここは京成線の換気口があるので電車が通ると音がします。

右手に寛永寺。

突き当たりとなり、横切る道路は言問通り。ここを右に進みます。

すぐに信号が見えます。奥にあるセブンイレブンが旧寛永寺坂駅跡。博物館動物園駅と同じく1933年(昭和8年)12月10日に開業されましたが1953年(昭和28年)に廃止となりました。以前は運送屋の倉庫となっていたようですが、取り壊されました。

都内でも駐車場スペースがあるコンビニも珍しいですけど、これも駅だった名残でしょうか。

その先に進むと橋があり、ここから京成線を見ることが出来ます。この右奥は谷中霊園。 第二次世界大戦中は日暮里-京成上野間を休止させ、国鉄線からこのトンネルまでの連絡線を敷設してトンネル内を1067mmに改軌させ、深夜に車両を疎開させていたようです。

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タグ:博物館動物園駅
これは☆ステキ! 駅舎にも、アートにも、興奮します。
by hanamura (2018-12-02 09:43)
こんにちは。hanamuraさん。
一度も行ったことが無く、実は場所も事前に調べるほどでした。周りの景観にあった駅舎ですね。
by nakka (2018-12-03 16:09)