成田スカイアクセス乗車記(前編) [鉄道(京成)]




そして待つこと10分。新型スカイライナーが到着してきました。もっと混雑するかと思っていたのですが空席が目立つほどです。

車内に入りますと客室ドアを抜け客室ですが、その手前には荷物置き場があります。客室内にあるので荷物が盗まれにくい構造。さらに防犯カメラも設置されています。座り心地はE259系と同等です。枕がないくらいでしょうか。
足下にはコンセントが設けてあり、パソコンも使用することができます。4号車には自動販売機がありデッキ付き。

高砂までは京成線を走ります。速度もそれほど上がりませんが、高砂を通過して北総鉄道に入ると徐々にスピードが上がり、江戸川手前付近でようやくスピードが乗ってきます。途中の印旛日本医大までは最高速度130km/hで走行します。
新鎌ヶ谷で先行列車を追い抜きます。この辺までくると住宅地もまばらになり、のどかな田園風景が広がります。
そして、印旛日本医大を通過するとさらにスピードが上がり、160km/hまで上がります。プラス30km/hですがこれは速いと言うのが体感できます。国内在来線では最高速度を誇ります。北越急行で特急「はくたか」が同じ160km/hで走りますが、それと並びます。客室内の液晶案内板では走行中の映像がリアルタイムに流れます。近鉄特急のアーバンライナーに似てます。
トンネルを抜け成田湯川を通過します。このときに先行のアクセス特急を追い抜きます。この先は単線となりますが、通常ポイントを通過する時は速度を落とすのですが、特殊なポイントを使用しているため速度を落とさず通過することができます。国内では上越新幹線・長野新幹線の高崎付近にあるポイントだけ。
JR成田線と合流する付近で隣を走るE217系をあっという間に追い抜きます。
おそらくあちらの速度は120km/hくらいでしょうからその差は歴然。爽快感があります。
この先信号所があり、京急の車両とすれ違います。単線区間なのでやり繰りが大変そうです。せめて成田湯川からJR線との合流付近まで複線であればとも思います。
日暮里から36分。空港第2ビルに到着します。こうしてみると速いですね。先ほどにも書きましたがここは京成線と成田スカイアクセス経由と2ルートがあり運賃額が異なるため、乗車位置をそれぞれ独立させています。
正面に見える柵で京成線と北総線経由とで分けています。隣はスカイライナーの後を追いかけてきたE217系・成田空港行き。
コンコースはご覧の通りで、正面に見える青いゲートが京成本線の中間改札口。今回の改正で設けられました。右側はJRの中間改札口。このため京成本線・JR線からの場合は2度改札口を抜ける必要があります。SuicaやPASMOは2度タッチ。左側が出口となります。北総線経由の場合は左の改札口を通るだけなので、中間改札口はありません。
改札口を抜けるとセキュリティーエリアとなり、必ずパスポートもしくは身分証明書を提示する必要があります。場所が場所なだけにパスポートがないと「今日はどういったご用で」と聞かれることがあります。物怖じせず「乗りに来ただけです。」とでも答えておきましょう。
(後半に続きます。)
こんにちは!
自分も1号に乗車しました。
1号は満席でしたね。
そして空港改札後のセキュリティチェックで、身分証明が無いオイラはカミさんの免許証で解放されました。
160キロは速いってのが感想です。
ほくほくのはくたかも速く感じましたが、トンネル内の揺れは尋常ではなかったです。
それに比べれば、新型AEは乗り心地も数段上のような気がします。
では股!
by ゆう~☆ (2010-07-20 10:59)
ゆう~☆さん。
1号は満席でしたか。私は29号でした。昼頃の時間帯でしたのでそれで空いていたのかも知れません。
新線はトンネルがほとんど無い高架線ですから耳ツンも感じられませんでした。
by nakka (2010-07-22 00:17)