FV-E991系甲種輸送

水素燃料電池ハイブリッド車両FV－E991系がJ-Trec横浜事業所から川崎貨物へと甲種輸送されました。本来なら神武寺まで行って撮影と行きたかったのですが、時間的に厳しく川崎貨物で何とか撮影出来ないか、ダメ元で行ってみました。

見やすい位置にいるのですけど、コンテナが置かれているので全体的に撮影することは残念ながら出来ませんでした。東京側はFV-991-1となります。全体的に青系のラッピングで施されています。…どことなく床下機器が真新しっぽくないです。

主回路用蓄電池が床下に搭載されています。

隣は電力変換装置。ここから主電動機を通じで車輪を動かします。

連結側側面には「HYBARI」のロゴが描かれています。半自動ドアボタンが付いています。

横浜側はFV-E990-1。屋根上に大きな機器が搭載されています。水素貯蔵ユニットのようです。乗務員室扉窓には「HY」と書かれていました。

車内は横引きのカーテンが付いています。最近の通勤電車にしては珍しい。

床下機器はFV独自の燃料電池装置が搭載されていました。
水素を燃料として燃料電池を備え、酸素との化学反応により電気を生み出します。二次電池として蓄電池を搭載しています。
架線から電気を取り込んでリチウムイオン蓄電池に充電して、非電化区間では蓄電池を電源として走行するEV-E301系のようにパンタグラフは搭載していません。
今後は南武支線と南武線・尻手－武蔵中原で試験が行われます。明日川崎貨物から武蔵中原へと甲種輸送されます。

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