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安中貨物を撮影する [鉄道(貨物)]

東邦亜鉛小名浜精錬所と安中精錬所の間を結ぶ鉱石列車・通称安中貨物を撮影してきました。小名浜精錬所の近くにある小名浜から亜鉛精鉱を積載し、安中へ。安中からは空の貨物(返空便)を小名浜へ。1日1往復します。
余談ですが、亜鉛精鉱には亜鉛が半分占めていますが、硫黄と鉄・鉛などが含まれているのだそうです。
まずはいわきから。構内の仙台側・奥の方を見ると501系の隣にEH500-81が停車しています。安中貨物の牽引機です。
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東日本大震災前は常磐線泉以北でも貨物列車の設定はあったのですが、今は泉までしか貨物の設定はありません。
常磐線の泉から小名浜へは福島臨海鉄道という貨物線が伸びており、この鉱石列車と越谷貨物発着のコンテナ列車がそれぞれ1往復運転されています。
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10時30分くらいに福島臨海鉄道のディーゼル機関車DD5531に牽引されたトキ25000形6両がやってきました。このあと泉駅に戻ります。
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急いで戻ってきたものの、信号待ちでして、これなら駅で撮影していてもよかったのかなとあとで思いました。
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一旦、上野側の引上線へと進みます。
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その間にいわきからEH500-81がやってきました。
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一方、貨物は転線して3番線に入線します。
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DD5531が切り離され再び上野側の引上線へ。そこから転線して奥へと戻ってきます。
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EH500は下り本線上で進路を変え、3番線へと入線し、貨物と連結します。
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あとは出発まで待機。
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後部標識が取り付けられました。
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トキ25000形は1999年(平成11年)日本車両製造。漏損防止のためカバーが掛けられています。
この後、水戸まで先回りします。
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水戸に入線する安中貨物。8番線の隣にやってきました。ここで乗務員が交代します。
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停車時間は1分ちょっと。このあと、常磐線を南下して武蔵野線を経由して高崎線へと走ります。こちらは上野まで行き、高崎線に乗り換えます。
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籠原手前を通過する安中貨物。後で思ったのが、ここで見送ってしまうと安中での入れ換え作業が見られなくなります・・・大宮辺りで撮影しておけばよかったな。
とりあえず後続の高崎線・信越本線と乗り継ぎ安中へと向かいます。結局安中貨物の安中到着より約40分あとにつきました。
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安中駅ホームから撮影。山の斜面にある東邦亜鉛安中精錬所。要塞基地のようです。
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既に返空便が出発待ちになっていました。来たときとは別の車両です。
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構内にいるタキ1200形。同じく安中貨物に連結されることがあります。原料となる亜鉛精鉱を焙焼炉にかけて出てきた亜鉛焼鉱を積載する貨物車です。
なお、精錬所で精製された亜鉛製品や硫酸は貨物輸送はされず、トラック等で運ばれるようです。
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駅を出て沿線から撮影。ここまで牽引役を務めてきたEH500-81。返空便は20時頃安中を出発し、明朝6時30頃に泉に到着します。
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見づらいですが精錬所へ続く引込み線。到着した貨物はここへと運ばれるのでしょうけど、時既に遅し。・・・またの機会ですかね。。。
<おまけ>
IMGP8150.jpg
以前は田端操を経由していました。2013年9月東十条で撮影。
DSCF2885.jpg
EF81牽引の頃。2009年9月熊谷付近で撮影。
タグ:安中貨物
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