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西武9000系廃車 [鉄道(西武)]

11月11日に横瀬車両基地で毎年恒例のイベントが開催されますが、そのなかで『今年度より廃車となる9000 系廃車両側面への寄せ書きコー ナー』という記事があることから2000系に続き9000系も廃車となります。
思ったよりも早くその第1弾が廃車となりました。

該当編成は9106Fです。既に10両中先頭車2両はご覧の通りになっています。このまま来週のイベントに使用されるのかも。

奥に中間車両だけ移動されています。手前にいるのはモハ9906。ちょっと見づらいので奥へ移動します。

既にバーナで切断された跡が見られます。

一番手前の車両はモハ9506。パンタグラフ・床下機器が撤去されています。中間付近に切断したようで、車体が支えられています。

その後ろはモハ9606。こちらも同じような状態。

クハ9006と9106は見た感じ何も手を加えられていないようです。

反対側に回ってみます。モハ9606の後ろはモハ9206。順番がもうバラバラです。こちらはまだ床下機器の撤去はされていません。

シートが積み上げられているのと行き先指示器がユニットごと撤去されています。つり革はまだありますね。

最後に車内から。モハ9906の前にモハ9806。こちらもまだ手つかずの状態。

サハ9406。手前のガータ橋は旧JR線に架けられた一部を展示しています。こうしてみるとそうは見えないですが・・・。
ということでまとめるとこのような状態です。

←飯能
モハ9506-モハ9606-モハ9206-モハ9306-サハ9706-サハ9406-モハ9806-モハ9906
このうち、解体作業中なのが下線部です。

9000系は101系の足回りと床下機器を再利用。サービス電源はSIVに変更。車体は新製。1993年~1999年にかけて8編成80両が製造されました。いわゆる車体更新で東武で言うところの6000系と6050系のような関係でしょうか。
後に2003年~2008年にかけて制御機器をVVVFに改装しています。
一見2000N系に似ていますが、正面の手摺りの色や側面の行き先指示器が種別と別々になっていたり、車内ではドア上のLED式案内表示が搭載されています。
40000系の増備で今後は順次廃車されていくのでしょう。

飯能に停車中の9105F。撮影はお早めに。


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タグ:西武9000系
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