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東急1000系甲種輸送 [鉄道(東急)]

2013年1月に東急1000系1003Fが、同年4月に1004Fが総合車両製作所に甲種輸送されましたが、本日このうち12両が出場し、長津田に向けて甲種輸送されました。

12両のうち、中程に繋がれた3両が今回改造された編成です。帯が剥がされています。

神武寺側に繋がれているクハ1503。

中間車両はデハ1603。

新逗子寄りにクハ1703。

新逗子側先頭車両はデハ1404。

窓に貼られた検査票。

クハ1503の後ろに繋がれたデハ1303。先ほど紹介した3両(1503-1603-1703)以外の9両は全て手を加えられていません。パンタグラフも方向幕もそのままの状態です。改造する車両だけ入場すればとも思うほど。
こちらの車両にも検査票が貼られています。八王子で6両ごとに分割されるためで、デハ1303含む6両が12日に、先頭デハ1404含む6両が13日にそれぞれ長津田へ甲種輸送されるようです。

場所を逗子駅に移動。既に多くのファンが詰めかけていました。13時過ぎにゆっくりとした速度でDE10-1749号機に牽かれ入線。先頭から1404-1304-1254-1703-1603-1503-1303-1253-1403-1453-1353-1454の順です。

後追い。細部を観察するために駅ホームへと移動します。

まずはクハ1503。貫通扉はそのままに。車体番号が新たに種別枠に貼られるようになりました。窓下のつかみ棒(?)が無くなっています。スカートはそのままのようですね。

クハ1503の床下機器。情報伝送装置(右端)と主幹指令装置といわれる機器が新たに取り付けられました。コンプレッサーは移設してきたのでしょうか。

ドア下の機器は5050系にも見られる共通機器箱。従来のATC-P装置からの改装。左側はTASC装置。

銘板は変わらず。平成元年に製造された編成ですね。

中間車両のデハ1603。主制御器は新しく東芝製のインバーター装置に変わっていました。車体番号のフォントが変わってます。弱冷房車シールが貼られました。行き先指示器はLED化。フルカラーでしょうか。

シングルアームパンタグラフが2基搭載。

内装はカーテンが下ろされているので細かく見られませんでしたが、スタンションポールが取り付けられています。低い仕切り板はやめてしまったのでしょうか。

カーテンは変化なしの模様。

ドアは視認性向上のためか、黄色いテープが貼られています。

ドア下付近も同様。

最後にクハ(?)1703。1503と同じ姿です。運行表示と行先表示がLED化されていました。

こちらにもコンプレッサーが搭載されています。当然ですが女性専用車両ステッカーは剥がされてました。
あれ、補助電源装置は。

デハ1253。この車両からコンプレッサーを取り出したのでしょうか。号車番号札が無くなっています。
まとめると
クハ1003→クハ1503 1号車
デハ1203→デハ1603 2号車
クハ1103→クハ1703 3号車
と改造されたものと思われます。改造されなかった9両。長津田まで送られますが、その後どうするのでしょう。

大船10番線を通過。本来ならば沿線で撮ればよかったのですが、時間の都合上駅で撮影。残りの車両1004Fのうちのクハ1004,デハ1204,デハ1354,クハ1104は恐らく同様の改造を受けていると思われますが、デハ1354は未改造のまま出場ということになりそうです。
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