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飯田線の旅 [鉄道(乗り鉄)]

豊橋-辰野195.7kmを結ぶ飯田線に乗車しました。「青春18きっぷ」ユーザではお馴染みの路線と思います。
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ひかり635号で豊橋に到着。ひかり号は特急「伊那路」と接続する列車は豊橋に停車します。豊橋での連絡時間を利用して駅弁を購入しておきます。車内販売がないので。
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今回は指定席を取りました。自由席でも余裕で座れるのですけどね。列車は373系。
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2・3号車は自由席ですが、車端部はセミコンパートメントとなっていて、ここは指定席となっています。
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1号車は指定席、この数分後パラパラと乗車してきました。それでも10人程度。
ちなみに今回乗車する10:08発伊那路1号を利用すれば、途中天竜峡12:33発の普通茅野行きに乗り継ぎ、岡谷には15:55に到着します。なお、豊橋から普通電車のみでとなると豊橋8:11発天竜峡行に乗車して、天竜峡で特急 伊那路1号と同じく12:33発の普通茅野行きに乗り継げます。
一方伊那路1号の後に出るのは豊橋10:42発の普通岡谷行きで、岡谷には17:33に到着します。以上のことから特急を使うことでだいぶ時間が短縮されます。
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豊橋駅は1・2・4番線が飯田線で、間に挟まれた3番線だけが名鉄線となっています。途中の下地駅まで名鉄線と同じ線路を走ります。
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豊橋を出るとこだま707号と同時に発車します。
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下地を過ぎて名鉄線と別れます。
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豊川に隣接して名鉄線の豊川稲荷駅があります。
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豊川からは単線区間。豊川から別れていく路線は日本車両への引込み線。日本車両で製造された車両はこの線路を経由して各鉄道会社へと甲種輸送されていきます。
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豊川から本長篠までは一時間に1~2本運転されるようになります。そこそこ住宅地もあります。
本長篠辺りからは山間を走ります。
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湯谷温泉。
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この先は鳳来峡といって豊川の上流付近となります。
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豊橋から1時間21分で中部天竜に到着。ここで乗務員が交代します。
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左側は伊那路2号。
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駅に付随して「佐久間レールパーク」があったのですが、2009年に閉館。展示されていた車両の大半はリニア・鉄道館に運ばれました。
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天竜川を渡ります。
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城西(しろにし)を出ると水窪(みさくぼ)川に架かる「渡らずの鉄橋」を渡ります。普通鉄橋は対岸に架けて造りますが、ここは対岸へは行かない全国でも珍しい鉄橋です。
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3分遅れで水窪に到着。風花が舞っていました。
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ここで駅弁タイム。今回は壺屋の「うなぎまぶし」を購入。1600円。
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いわゆるひつまぶしです。山椒付き。
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秘境駅小和田を通過。
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天竜峡に沿ってすすみます。トンネルの連続です。しかもカーブが多くゆっくりとした速度。
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三遠南信自動車道の下をくぐり抜けます。
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豊橋から2時間16分で天竜峡に到着。3分遅れは取り戻せず。ここで8分後に出発する茅野行き普通電車に乗り継けるのですが、飯田まで乗り通します。
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ここから飯田まではトンネルは無く、比較的平地を進んでいきます。住宅地もそれなりに建っています。そのせいか天竜峡から辰野までは運転本数が増えます。
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豊橋から2時間33分で飯田に到着。ここであとからやってくる普通茅野行きに乗り換えますが、20分ほど空くので、途中下車します。
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ここ飯田からは高速バスが発着しており、こちらは名鉄バスセンター(名古屋駅)からの高速バス。1時間54分で結んでいます。バスの方が速い。新宿(バスタ新宿)へも概ね1時間おきに出ており、こちらも4時間15分程度で結んでいます。
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飯田からは天竜峡始発の茅野行きに乗り換えます。213系2両編成。この車両も近いうちに313系へ置き換えられるのではと思います。18きっぷシーズンなので混雑しているかと思っていたのですが、意外と空いていました。3分遅れで到着。ここで乗務員が交代します。
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元善光寺で半分ほど降りて行きます。高校生が多い気がしました。
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七久保では上り電車の交換待ち。あちらは313系。
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この先真っ直ぐ線路を敷けばよいものをΩカーブでゆっくりとした速度で進んでいきます。
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こちらは田切のΩカーブ。
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伊那福岡から次第に乗客が増えていきます。駒ヶ根はやや大きな駅ですが、意外なことに乗り降りはあまりありません。ここで14分停車。対向電車を待ちます。
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伊那市。ここでの乗り降りは多いです。ちなみに車掌は各駅ごとに真っ先にホームに降り立ち、乗車券収集を行います。見ていて結構慌ただしいなと感じます。車内でもキップ販売や精算などを行っていきます。駅間が短いので2両でも全部は回れないことも。
伊那北でも多くの下車があり、だいぶ空いてきます。
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伊那松島では乗務員が交代します。ここでも停車時間は長く、上り電車と行き違いを行います。
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駅の外れには留置線があります。朝夜に一部伊那松島止があります。
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213系の車内。2ドアで転換クロスシート車両。トイレは改造であとから造られました。元は関西本線などで活躍していましたが、313系の増備で飯田線へと活躍の場を移し、115系や119系を置き換えました。
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中央本線と合流して辰野に到着。飯田線はここで終わりですが、ほぼ全ての列車はここから中央本線へと乗り入れます。ここでJR東日本に変わるため、乗務員が交代します。一部列車はJR東日本管内はワンマン運転。
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岡谷-塩尻間は塩嶺トンネルが完成してあちらがメインルートとなり、こちらは特急も走らない閑散路線となってしまいました。
辰野駅は2面4線で飯田線向けか頭端式の0番線ホームがあります。レールは輝いているので使われているのでしょう。
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塩尻側の跨線橋への階段は撤去されていますが、なぜか枠だけ残されています。
昔は新宿から急行「こまがね」が飯田(一部は平岡)まで運転され、天竜峡から長野へは急行「天竜」(のちに「かもしか」)が、飯田線内は急行「伊那」が走っており、急行電車が多く行き交っていましたが、今は豊橋ー飯田に特急「伊那路」が2往復、飯田ー長野・松本(上り)に快速「みすず」が1往復走るだけとなってしまいました。
※2023.12.24 一部訂正
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