メトロ東西線南砂町駅改良工事

東西線の南砂町駅は現在1面2線の構造ですが、輸送力増強のため新たにホームを増設して2面3線の構造に改良します。改良後は交互発着が可能となります。

中野側から撮影。こちらは中野方面乗り場。その外側に現在ホームを建設中。側面の壁は一部撤去され、鋼製の壁になっています。

壁に沿ってダクト管が設置されています。新しく架線を支持する金具も見えます。

反対側中野方面。従来の壁面は撤去され、奥に新しく線路と壁が出来上がっています。H鋼は工事進捗に伴い撤去されるのでしょう。

工事の状況が見られるのは中野側だけで、中間付近は壁で見えません。手前側はまだコンクリート製の壁のまま。

西船橋側ホーム付近。こちらも一部側面が鋼製の壁に変わっています。

奥の方を見ると右側にスペースが出来ているのが解ります。

地下1階コンコースはエレベータから2a・2b・3番出口に続く通路脇が仮囲いで覆われておりおよそ半分の幅に狭まれています。恐らくこちら側に新しく通路を拡張するのではと思いますが。

なお、1番出口付近のコンコースは特に工事を行っている様子はありませんでした。ここから2a・2b・3番出口とはホームか地上を経由しないと直接行けませんが、ホーム拡張後には繋がる計画です。

最後に地上部です。こちらは中野側の1番出口の反対側に設けられた新しい出入口。

エスカレータが見えます。

正面が西船橋方面で、左側が1番出口。

地上部を移動してみます。コミュニティ道路として整備されています。

新設中のホーム上付近は埋め戻されています。

反対側・環状4号線(丸八通り)沿いにも出入口が設けられています。正面が中野方面。

更に奥(中野方面側)にもエレベータ用の出入口と、さらにもう1箇所出入口が見えます。全部で4箇所出入口が新規に造られます。

丸八通りを挟み反対側西船橋方面には従来の3番出口。

2024年5月11日～12日に線路切替工事が行われます。これにより新設ホームの供用開始となり、従来の中野方面の線路と乗り場は一時的に利用停止となります。
切替工事は全部で3回行われ、その1回目が5月となります。2回目は一時利用停止となっていた中野方面の線路を復旧させ、西船橋方面の線路として利用開始。と同時に従来のホームと西船橋方面の線路を休止。3回目の工事として西船橋方面ホームと線路を利用再開させて完成となります。

切替工事中は東陽町－西葛西間が運休となりますが、西葛西には折り返し設備が無いので、西葛西－葛西間は片側線路を使った単線運転となり、葛西の西船橋側の片渡り線(画像↑)を利用して折り返しを行うものと思われます。

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