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黒磯駅を訪ねる(その4) [鉄道(JR東日本)]

10月14日にダイヤ改正が行われ、この改正より黒磯-新白河間に交流電車が走らなくなりました。

跨線橋の案内板。テープで書き換えられています。新たに新白河の文字が入りました。

黒磯以北へ行く列車も1時間に一本からそれ以上の間隔になりました。丁度これを見ているときに地元らしき人に声をかけられ、あと10年もすればもっと減るんじゃ無いかとしばし談笑。上野方面(宇都宮以南)に行く電車もだいぶ減っています。

4・5番線ホームも新たに新白河の文字が加えられています。今までは宇都宮方面からの電車と接続を行っていましたが、必ずしも接続が出来るとは限らず、40分以上も前から待合室に居る人数人見かけます。

郡山側の発車案内板。ここだけは変わっていません。

5番線側に架かる架線ビームは鋼管タイプに変わっています。既に架線はこちらに付け替えられており、従来のVトラスビームタイプは使用されていません。近いうちに撤去されるのでしょう。

なお、今回のダイヤ改正で黒磯駅構内が直流化にされるわけではなく、従来通り地上切換を行っています。こちらは5番線。直前にバチッと音がして交流に切り換えられます。架線電源識別標識は交流を示す横2灯。

やがて郡山側から貨物列車が到着。乗務員が交代し、ブロワーの音が停まります。

パンタグラフが降ろされます。

信号が青に変わり直流に切り替わります。架線電源識別標識は直流を示す縦2灯。

両パンタグラフが上昇。その後東京方面へと出発。

黒磯に入線する「四季島」。構内は予め直流のままとなっており、地上ではなく車上で切り換えて進入するようです。黒磯に停車して乗務員が交代します。

標識は直流。この後青に変わり出発していきました。
IMG_5823.jpg
今度は下り貨物列車を観察します。下りの場合は構内は直流となっています。
IMG_5825.jpg
乗務員交代と同時にパンタグラフが降ろされます。
IMG_5828.jpg
交流に切り替わり、出発します。

黒磯-新白河間の列車は朝夕を除き磐越東線で使用される気動車キハ110の2両で運転されます。ディーゼルカーが定期列車で黒磯に来るのは1982年(昭和57年)11月に廃止された急行「いいで」「ざおう」で使用していたキハ58以来。

4・5番線ホームに設けられた5両編成の停車位置目標。電車は主に朝夜にE531系5両が使用されます。

ダイヤ改正後、黒磯以北に行く列車は新白河(一部は白河)まで。乗り場はこれまで通り4・5番線からですが、16:22発のみ2番線から発車します。宇都宮方面からの送り込み運用なのでしょう。

一方宇都宮方面の電車は基本1番線から発車し、2・3番線から発車するのはごく一部。ちなみに2番線から発車するのは18:49のみ。この2・3番線ではまだ3ドアの乗車目標が残っていました。115・107・211系が黒磯駅から撤退してだいぶ経ちますが。

さらに12年ほど前に臨時運転していた「あいづ」の乗車位置目標が2番線にあります。イラストの485系は後に東武直通特急に改造。その後廃車されています。
※2020.3.02 記事追加

<関連ブログ>
2017/03/20 黒磯駅を訪ねる(その3)
2016/09/18 黒磯駅を訪ねる(その2)
2016/03/23 黒磯駅を訪ねる


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タグ:黒磯駅
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