SSブログ

黒磯駅を訪ねる [鉄道(JR東日本)]

郡山車両センター行く前に黒磯駅を訪ねてみました。ちょっとした時間調整と昼飯もかねてですが。

黒磯駅は3面5線の構内で基本的に直流電車(東京方面)は1~3番線。交流電車(仙台方面)は4・5番線を使用します。日本で唯一の地上切替式となっているため、交流電車と直流電車が直接乗り入れることが出来ます。施設の老朽化に伴いデッドセクションを黒磯-高久間に設け、黒磯駅は完全直流化されるので、今後交流電車が乗り入れられなくなります。

東京方面を撮影。奥には直流電気機関車が待機しています。左下見切れていますが変電所があります。

黒磯駅の出口は西口1箇所のみ。新幹線高架下にあります。仙台側には豪華な造りの出入り口がありますが、皇室専用口なのだそうです。ここから那須御用邸へ向かわれるのでしょう。

駅反対側・東口へは自由通路を経由して移動します。こちらは駅前広場を整備中です。正面に見えるのが駅前広場となる場所です。一般客が乗り降りできるロータリーと、線路側(左側)に歩道が設けられるようです。

今のところ出来上がっているのは駐輪場くらいでしょうか。

東口にも公衆トイレが出来ます。
この後昼食をとって駅に戻ります。

5番線には貨物列車が入線してきました。こちらは基本交流になっています。EH500は片パン状態。ここで機関車が切り離されます。

階段付近にある交直切換断路器。作業員がここで電流を切り替えます。一瞬バチバチっと音がします。

外側の側線。セクションというのでしょうか。大きな碍子で繋がれており、トロリー架線は繋がっていません。微妙に角度を付けています。普通はFRP製のトロリー線で繋げるのでしょうけど。

切り離されたEH500-20。東京方面へと進みます。

すぐさま折り返し3・4番線の中線を仙台方面へと引き上げていきます。

東京側に待機していた直流電気機関車EF210-122が進入してきました。

ママ鉄(?)も連結シーンを撮影。

片方のパンタグラフが上がり出発準備を整えます。
貨物によってはここで機関車を交換しない場合もあるようですが、それはまた機会を見て…。

階段付近にあった交直切換断路器は仙台側にもあります。

仙台側にも機関車の待機場所があります。こちらは交流機関車向け。以前だとED75交流機関車が主流だったのですが、今はEH500交直流機関車が主流です。

交流電車701系1500代と、直流機関車EF210が顔を並べる黒磯駅。構内が完全直流化となるとこういった光景は見られなくなります。

5番線の信号機。「ATSP確認」の下にある縦に点灯する信号は直流が流れている標識なのだそうです。

4番線の信号機。「ATSP確認」の下にある横に点灯する信号は交流が流れている標識。

5番線脇に見える乗務員の詰め所。手前はJR貨物黒磯機関区です。
タグ:黒磯駅
nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0