森林公園検修区観察記(その12) [鉄道(東武)]
前回見に来た時は8175Fが停車していたのですが、工事が終わり、運用に入っていました。これについては後述。
見た感じでは乗務員室周りのみ工事を行っているのでデッドマン装置の取付工事でしょうか。種別・行き先指示器は外されています。
ちなみに反対側に周り踏切から見ると後ろ2両連結しています。8560Fですね。今まで8559Fとペアを組んでいましたが、変わったようです。8559Fは8177Fと組んで運用に入っていました。
思いっきり拡大してみました。私のカメラではこれが限度です。
隣に停まっているのは9105F(奥)と9108F(手前)です。特に工事を行っている気配はありませんでした。
奥にいる休車状態の8000系4編成は変化はありません。前回、なぜかモハ8341の内側にビニールシートで覆っていましたが、これが取り払われていました。
隣は11667Fと11440Fそれぞれ単独留置。そういえば川越市に検査入場していた編成がいましたが。
同じく休車状態の8161F+8138F。回送表示のまま変化がありません。
それにしてもこの休車状態いつまで続くのでしょうか。早く廃車にしないと言うことは何かしらの目的があるのでしょうか。
懐かしい特急表示の9101F。記念に撮影。この日は運用可能な非ワンマン8000系は8181F+8560F以外は出払っていました。
※敷地外より撮影。
さて、8175Fですが丁度乗ることが出来たので乗務員室をのぞいてみました。
こちらはクハ8476。マスコンの下にデッドマン装置が取り付けられていました。右の赤いボタンは緊急列車停止装置ボタン(EB)でしょうか。
モハ8506に運転状況記録装置。これはクハ8476にも付いていました。この運転状況記録装置ですが、国交省の鉄道に関する技術上の基準を定める省令によると平成18年7月1日から施行されていて、時速100km/hを超える列車については5年以内に取り付けなければならないようです。平成18年から5年というと平成23年ということで、今年の6月30日までに取り付けなくてはなりません。8181Fも同じような工事が行われているのではと思います。
…ということは残りの8000系も50000系などの代換車両があと2ヶ月以内に来て営業運転までこぎ着けないと取り付けなければならないことになりそうです。
こんな直近になって工事を行っているところを見るとはじめから取り付ける予定がなかった(=廃車予定)のかなと。
ただ東武ATC対応の機器になっていないので、そんなに長くは持たないのかも。
2011.5.8 加筆・修正
コメント 0