●新地
駅舎。駅前ロータリーはコミュニティーバスとタクシー乗り場があります。
駅前に新たな建物を建設中です。
道を挟んで反対側にはホテル「ホテルグラード新地」が出来ています。
隣には日帰り温泉「つるしの湯」があります。
目の前は田畑が広がり、奥に国道6号線が走っています。
原ノ町側には「観海プラザ」といって複数のお店(焼き鳥・スナック・接骨院)などが入っています。駐車場も完備。
前回来たときは東側には工事で行けなかったのですけど、今は通れるようになっています。地下自由通路を抜けてこちらはフットサル場ができています。
旧新地駅のあった付近には「新地エネルギーセンター」という建物が出来ています。
新地手前を渡る砂子田川に架かる橋梁が旧線の名残。欄干が曲がったままです。
●坂元
今まで降りたことが無かったなと思い下車。1面1線の駅ですが、形状からして将来交換が出来るようになっています。
ただ単に線路をつけるだけでは無く、線路部分の床面を拡幅する必要がありますが・・・。
駅舎俯瞰。駅前にバスロータリーが完備されています。
山下側ではホームを出てすぐ坂元川を渡るので、橋梁も構築する必要があります。
増設するスペースは確保されています。
新地側を撮影。高架橋にちょっと出っ張った箇所があります。ここからポイントを造って交換できるような造りです。
ホームから新地方面を撮影するとしっかりと用地が確保されているのがわかります。
旧坂元駅はここから1.1kmほど海に向かった場所にありました。今は県道38号線兼堤防になっていて、面影が無いです。
●山下
駅舎俯瞰。
海側に建設中の非常飲料水用の貯蔵施設の上に防災・交流センター「つばめの杜ひだまりホール」が出来ていました。
10分ほど歩いた場所に旧山下駅があります。といっても駅舎が無いのですが、ロータリーらしき後は残ったままです。左側にあるのは公衆トイレ。
駅舎が在ったであろう場所にはタイルが残っています。
手前が下りホームで、奥が上りホーム。駅名標の枠だけがホーム場に残っています。
坂元方面を撮影。手前に見えるのは跨線橋の跡。点字ブロックと階段の基礎の一部だけ残っています。
こちらは浜吉田方面。一部解体されて奥にホームの一部が見えます。左側には停止位置の標識が残っていました。前回来たときよりも荒れている感じがします。雑草の伸びがすごい。
再び坂元方面。ホームはもっと長いのでしょうけど、一部解体されてしまったようです。線路跡は道路に転用するのか広くなっています。
駅前にある「橋元商店」の隣にある郵便局は山下駅前のまま。
駅前広場の隣に「大地の塔」という慰霊碑が造られました。東日本大震災で犠牲となった慰霊碑です。タケノコのような形状は高さ3.11m。
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