出雲横田到着の前に先頭車両に移動します。こちらも混雑度は変わらず。全席ロングシートなので、一番後部(優先席)を陣取ります。

思いのほか出雲横田では多くの団体客が乗車してきます。と同時に切り離し作業が行われました。後ろのキハ120-208は折り返し出雲横田13:16発木次行きとなります。切り離し作業のためここでは12分停車します。ここから備後落合までは1日4往復。うち1往復は「奥出雲おろち」です。(運転しない場合は3往復)
出雲横田-木次間でも下り8本、上り10本設定されています。

出雲大社のような駅舎です。もうちょっと時間があれば正面から撮影したかったのですが。

ここからは1両編成となって出雲横田を出発します。

八川駅。駅手前に30‰の勾配があります。

前回只見線に乗車したときもそうなのですが、観光客を一般の列車に乗車して移動するツアーがあります。どうやらこの一行はこの先三井野原で降りるようです。

八川からはどんどんと山を登っていきます。お馴染み25km/h制限も頻繁に見られます。

やがて備後落合方面からの線路と合流して出雲坂根駅に到着します。ここで20分ほど停車します。

出雲坂根は三段スイッチバック駅として有名です。この先は行き止まりで先ほど合流した線路を上っていきます。その為一旦乗務員が反対側につきます。右上に見えるのは国道314号線の「奥出雲おろちループ」でその名の通りループを描いて山を登っていきます。鉄道はスイッチバックとΩカーブで同じ山を上っていきます。

駅舎の脇を通り(改札口がない)、ホーム外側には延命水という湧水が流れています。

駅前は国道314号線が通っています。数台停められる駐車場があります。

立派な駅舎は近年建て直したのでしょう。因みに駅前には路線バスの停留所があります。奥出雲交通といって三井野原駅と横田車庫(多分出雲横田駅付近)を日に6往復(最終便は平日のみ運行)運行されています。
出雲坂根駅は標高585m。次の三井野原駅は標高726mとJR西日本で一番高い場所にある駅です。