あをによしに乗車して、翌日は大阪発の特急「ひだ」に乗車してみました。JR東海の車両が大阪に乗り入れてくるのは285系を除けば「ひだ」のみで、かつては「しなの」もありましたが、2016年のダイヤ改正で全列車名古屋発着になり、今やこの「ひだ」1本だけとなりました。

11番線に到着したひだ25号。高山行き。大阪発着の列車は高山本線内は名古屋発着のひだと連結するのですが、誤乗防止のためか、大阪発着に+20加算して対応しています。この列車は岐阜で名古屋から来るひだ5号と連結します。

大阪発着の編成は全て普通車のみの3両編成で一番後ろ1号車だけ自由席となっています。この日はどの車両も空いています。乗り場が北陸線特急と同じなのでサンダーバードではありませんと何度もアナウンスしていました。これはこの後停車する新大阪や京都も同じ。

キハ85系は座席部は床よりも高く設置されています。座り心地がよく窓が大きい。

大阪を定刻に出発して、大阪環状線の323系と併走します。
淀川を渡って新大阪に停車。ここで数人乗車してきます。

阪急の正雀付近を通過。

山﨑付近を通過。新快速など高速で走る列車を縫って走るためか、かなりのスピードで走ります。

向日町では車両基地を横に見ます。全部撮ると容量的にも厳しいので「WEST EXPRESS 銀河」だけ。

山科のカーブを通過。

大津では先行の新快速を追い抜きます。
この後草津に停車して、米原に停車。この先はJR東海となるので乗務員が交代します。

ここで指定席からも降りていく人がいますが、乗ってくる人もいます。関西圏内から高山線に行くには新幹線で名古屋に出てから乗り換えるか、米原で普通電車に乗り継いで岐阜で乗り換えるかで、「しなの」と違ってちょっと面倒な乗換です。今回のような直通があれば便利ですが、来月デビューするHC85系になって大阪発着の「ひだ」がどうなるか…。