新幹線の工場見学というのはこれは初めてです。昨年行く予定でしたが仕事の関係上休養をとり行けませんでした。

まずは浜松から無料シャトルバスで会場に向かいます。かなりの人数がいるのでバスに乗車するまで30分くらいかかりました。タクシーを捕まえていく人も多く、納得。

会場となる浜松工場に入り、検修庫の中を歩きます。



東海道新幹線からは1999年に引退した0系先頭車。台車が外れクレーンで吊された状態ですが、4回台車に乗せる実演作業が行われます。



ロープで囲まれており中には入れないですが、割と観客のいる近くまで車体がやってきます。この後台車に移動して乗せて完了となります。

屋外に移動します。今日も真夏日でアナウンスでも水分補給をこまめにと放送しています。水を噴霧したりしています。

さて、まず最初に300系新幹線のプロトタイプとして登場した9000番台の先頭車両(322-9001)です。

見た目は今の300系と変わらないのですが、側面の"えら"が目立ちます。



次位に停まっているのは100系の2階建て車両。食堂車。新幹線に食堂車が連結されていた時代がありましたが、速度の向上により300系以降は連結されなくなりました。2階が食堂車、1階が厨房と売店となっています。大型の曲面ガラスが特徴です。浜松工場にはこういった保存されている車両が何両かいますが、平成23年度開館予定の博物館に展示されるようです。