通路には在来線の車両が置かれていました。全部紹介すると大変なので、その一部を紹介します。



まずは165系のグリーン車。サロ165-106。165系は既に全廃されていてグリーン車は急行「東海」が最後まで活躍していました。名カキと書かれているので「東海」で使用していた車両ではないようです。検査の日付が53-3浜松工となっているので、だいぶ前ですね。



EF58-157。通称”ゴハチ”と呼ばれる電気機関車です。パンタグラフが上がっているとなおよかったのですが。後ろにはラッセル車が展示されていました。

続いて再び反対側へと移動します。



丸っこい車体の車両は300X。今の300系新幹線の前身ともいえる車両です。1995年~2002年までの7年間、走行試験を行いあらゆるデータを採取しました。今活躍しているN700系はこの車両の走行試験からデータを集めて開発されています。1996年に電車方式では世界最高速度443.0Km/hを記録し、そのマークが側面に貼られています。

それがこれです。もう別タイプの300Xの先頭車両は米原の財団法人鉄道総合技術研究所風洞技術センターに展示されています。



ドクターイエローでおなじみの923形。7両編成で運転。架線や線路の状態を走行しながら検査する車両です。だいたいは夜間帯に走るので生で見るのは初めてです。