350系351Fが廃車となりました。残る350系は353Fだけとなりました。351Fはしばらく休車となっていました。351Fは1800系1816Fからの改造車で1991年(平成3年)に登場しました。元の1816Fは1969年(昭和44年)に登場していますから半世紀以上活躍したことになります。
クハ351-4の車内にいくつか袋詰めにされたものが置かれています。既に窓ガラスも内装も撤去されています。
モハ351-3。こちらもクハ351-4とおなじです。まだ屋根や床下については手つかずです。
クハ351-1。
モハ351-2もでしたが、化粧板はまだ残っています。座席は片付けられていたので時間の問題と思いますが。
車内には蛍光灯器具が並べられています。
モハ351-2の妻部。春日部駅の降車口案内シールが残っていました。
こちらは250系251F。ダイヤ改正以降休車になっていた編成でしたが、ついに廃車となってしまいました。1編成しか造られなかったからでしょうか。251Fは1998年(平成10年)に登場した編成でこれまで200系は1720系・1700系ベースで製造されていましたが、9編成しか無く、元となる編成が無いため新規で製造されました。30000けいとおなじくIGBT-VVVFを採用しましたが、2005年にモハ251-5だけPMSMモーターに改装されています。
クハ251-6。車体番号が書かれている付近だけくり抜かれています。
車内は座席が撤去されているようです。奥側の窓一面にシートのようなもので覆われています。
サハ251-4。全体的にシートで覆っているように見えます。反対側を見ようにも見えませんが。
モハ251-5。
クハ251-6。この車両だけシートのようなもので覆ってませんでした。見づらいですが隣にいる20050系が見えます。
陸橋付近から撮影。前回観察時にいたスペーシア104Fと8000系8563F・8564Fの姿は無く、解体済みのようです。調べてみるとこの251Fは6月7日に、351Fは6月16日にこちらにやってきたようで351Fの方が先に解体工事が行われています。251Fの方は見た感じ車内の設備を撤去したくらいに留めているようです。
それと譲渡される20000系列ですが、251Fの前に停まっていたモハ25854と モハ26803がいなくなっていました。おそらく改造のため搬出されたのではと思います。