JR中央本線の東中野-中野間にある桜並木は撮影スポットとして有名な区間の一つです。

駅前から延びる桜山通り。この先の歩道橋に行かれた方も多いはず。
周囲には住民か有志で作成されたと思われる張り紙がフェンスに貼られています。

沿線にある桜が伐採されているとのことです。私は「知らなかった」のほうに入ります。

どうも中野区が保全と育成ということで桜の木を伐採しているようです。右の張り紙は伐採するなら代わりとなる苗木を植えて欲しい・・・と、この桜を残すために1万人もの署名もむなしく、16本の桜が伐採され、中野区長へ抗議するという文です。これだと保全だけで、育成ではないですね。
中野区としては老木により倒壊したら近隣の住宅地に危険が及んだり、線路側に倒れてしまったら運行障害が発生してしまうとホームページ上に掲載されています。
何となく住民への説明もあまり行わず、区が強行して行ったようにも捉えられますが。

駅前の橋から中野方面を撮影すると、確かに桜並木がややスカスカな状態になっています。