新シリーズ。JR中央線・飯田橋駅改良工事の紹介です。飯田橋駅は急カーブ(半径300m)の途中に設けられており、ホームと車両の間が広く空いている箇所が多く、改良することになりました。具体的には市ヶ谷側に200mほどホームをずらして直線化することにより、車両とホームの隙間を解消するというものです。

カーブを描き飯田橋へ入線するE231系。

画像で見てもいまいち実感がわかりづらいかもですが、1両当たり、中程2箇所のドアが広く開いてしまいます。

飯田橋駅は水道橋側にあった飯田町駅と、市ヶ谷側にあった牛込駅を統合して出来た駅です。そのためカーブの途中に駅ができあがりました。西口駅舎から長い連絡通路を通ってホームにたどり着くのはそういった名残です。

以前は水道橋側に飯田町貨物駅があり、ワム80000が都心でも見られましたが、貨物廃止後一部は線路保守基地となっています。

工事のためか、ホーム市ヶ谷寄りには仮囲いが出来ています。資材置き場でしょうか。

中央線急行線の線路脇では飯田橋駅の仮駅舎が造られています。こちらについては後述。

西口と結ぶ連絡通路。改良工事によってこの通路は近々解体される予定です。すでにホーム側の通路の壁が取り払われ仮設のタイプに変わっていて、通路の幅が若干縮小されています。