みどりの山手線

103系以降緑色のカラーで親しまれた山手線。205系になってからは帯になり全体塗装というのは無くなってしまいましたが、JR東日本では103系が登場して50周年を記念してE231系500代の1編成を緑のラッピングにして運行しています。"丸いみどりの山手線"と新宿などにある某量販店の歌にもありましたが(いまはみんなの山手線だったかな？)文字通りの復活です。

山手線は日中は3分30秒間隔で運転しているのでどうしても対面ホームでは被ってしまいがちで、実はこの後すぐに外回り電車と被ってしまいました。

こちらは後追い。急いで京浜東北線の快速に乗り込み先回りして田端へ。

今度は正面から。ラッピングは正面の白い部分は対象外となっています。

側面は一面緑色のラッピングが施されていますが、窓やドアなど縁取り部分はなぜか貼られていません。また、みどりの山手線の記念ロゴマークが上部に飾られています。

号車番号は白サボをまねたもので、凝っています。フォントも国鉄タイプ。

従来のE231系500代と比較してみるとフォントが変わっているのがわかりますでしょうか？

車体番号も国鉄タイプのフォントです。こうしてみるともうちょっと明るい感じの色だったのですが、今回のラッピングは何となく暗い(濃い)色に感じます。光の加減のせいでしょうか。

車内広告などは特に他のE231系500代と変わらないですがつり革がちょっとした変化。国鉄時代のホーロー製の駅名板を象ったものが付けられています。ちなみに画像はないですがこの反対側はJRになってからの駅名板。

正面から見ると往年の103系の写真が貼られています。私の世代はATC対応で窓下が銀の帯をまとった時代です。
ラッピング運行は今年の12/28までを予定しています。確率1/52。運が悪ければその日は運行しないので気長に構えるのもよいかと。
個人的には無塗装だと何となく味気ないので、このようなラッピングで対応できないものかなと思うのですが、コスト的な問題でしょうか。