12/9、西武101系・301系さよならイベントが開催されました。会場となるのはまずは西武球場前です。正面から撮影するには順番制となっていて、並ばないとなりません。並ばなくても撮影することは可能なのですが、並んで撮影する列の後ろからとなるのでどうしても人が被ってしまいます。

被写体がこの2編成しかないので、短時間でもすぐに捌けます。反対側は並ぶ必要はありません。
電連が黄色く塗られているのは当時新宿線で制御方式の異なる701・401系(今は廃車。形式消滅)との併結を可能としており、そのため他の101系とは連結が出来きず、黄色で目印をしているのだそうです。ファン向けの粋な配慮です。黄色電連はこの281Fのみ。

101系の方は2両固定3編成を組み合わせた6両編成。もう池袋線で活躍する101系はこの編成しかありません。あとはワンマン改造された4両9編成のみ。

101系の内271Fは窓回りがトニーベージュに塗られたデビュー当時の色に塗り分けられています。この色が見られるのは他にはワンマンの1261Fだけ。

301系は8両固定で登場。13編成いた編成も現在はこの1309Fのみとなってました。最近まで1303Fも活躍していましたが、30000系の登場により一足先に廃車。どの車両も1979年~1982年に製造された編成で、東武8000系でもこの辺りの編成は大勢活躍しています。老朽化もあるでしょうけど3ドアというのが引退を早めたのかも知れません。

301系には中間にハイフン番号が付けられました。今回の引退でこのハイフン編成も消滅です。制御機器を搭載しないため「サハ」となったのですがこちらも形式消滅。