JR東日本東北工事事務所のホームページに掲載されている中の一つ、「黒磯駅継電連動装置取替・き電簡素化(新白河折返し設備整備)」というのがあります。
http://www.jreast.co.jp/tohokusho/project/
黒磯駅は現在地上切り替え方式で直流と交流を切り替えているので、直流専用車・交流専用車がそれぞれ直接駅構内に進入することが出来ます。今後黒磯駅構内の連動装置取り換え・饋電設備簡素化工事をおこない、黒磯駅構内を直流化して、黒磯-高久間にデッドセクションを設けるようです。完成は2017年度末予定。なお既存設備の完全撤去完了予定は2020年度末。
前置きが長くなりましたが、黒磯駅が直流化されると、仙台方面から来る701系などの交流電車が、黒磯駅に進入できなくなり、別の車両を用意するものと思われます。それが何になるのかは未定です。黒磯の工事と連動して新白河駅に折り返し設備ができると言うことで、「青春18きっぷ」の残りを使って見に行ってみました。

新白河駅東京方面。新白河駅在来線ホームは2面3線で、左端5番線が上り。中程が6番線。右端が7番線が下りで、6番線はどちらからも入線が可能な構造となっており、今でも1往復福島からの折り返し電車が設定されています。

折り返し以外は稀に6番線を使用することがあります。

仙台側の踏切から新白河駅を撮影。下り側にある側線は貨物輸送の名残だそうでいまは本線と繋がってません。

こちらは東京側の踏切から新白河駅を撮影。雑草が生い茂っており細かくは見られませんが、新幹線側からの側線が上り線へと繋がっています。