来月のダイヤ改正で123系による運用を取りやめ、E127系での運行が開始されます。取りやめる前に一度は乗っておこうと思い、辰野へと向かいました。
123系は中央本線の辰野-塩尻の18.2kmの区間を走ります。中央本線は岡谷から塩嶺トンネルという長いトンネルで一気に塩尻へと抜けるのがメインルートとなっていますが、いわゆる旧線ルートのうち、辰野と塩尻間を数往復するだけに留まっています。
恐らく老朽化が最大の要因と思われますが。

123系にある数々の銘板。生い立ちは国鉄時代の1978年(昭和53年)に荷物車クモニ143として製造されたのを1986年(昭和61年)に旅客改造して123系を名乗りました。1990年(平成2年)にワンマン化。1993年(平成5年)に冷房改造して今に至ります。JR東日本ではこの車両1本のみで、他5両はJR西日本で活躍。

辰野駅で飯田線313系との顔合わせ。
乗客のほとんどは鉄道ファンらしき人で埋め尽くされていました。単純に乗るのも味気ないので次の信濃川島で下車して撮影することにしました。
それにしても1本逃すと次の電車まで2時間近く待たなければなりません。朝はそれなりに出ているみたいなのですが。付近は住宅地がパラパラとあるものの、田畑の広がるのどかな場所です。今日は比較的穏やかな気候でしたが、雪がちらつくような天気だったら風邪を引いたかも知れません。

待つことおよそ90分。塩尻側から123系が通過していきました。

後追い。この後信濃川島まで歩いて移動します。やはり鉄道ファンが大勢乗車していました。といってもぎゅうぎゅう詰めの車内というわけではありませんでした。次の小野でもファンが乗り込んできます。この辺で撮影しても良かったかなと思いました。トンネルを抜け峠を越え眼下に新線が現れ合流し、塩尻に到着。