あしがくぼの氷柱

西武秩父線芦ヶ久保駅から10分ほど歩いた場所に「あしがくぼの氷柱」があります。今まで行ったことが無かったので行ってみることにしました。
今年は暖冬でこの氷柱も予定では1/6からだったのですが、1/13からと1週間ほど遅れて開催です。

イベントに合わせて特急が芦ヶ久保に臨時停車します。臨時停車するのはごく一部なので事前に確認を。

自分と同じく芦ヶ久保で降りたのは数人。

芦ヶ久保駅。昔は特急停車駅だったのですが、今は横瀬駅が特急停車駅となっています。

山の中腹に位置しており、ここから道なりに降りて行きます。麓に見えるのは道の駅です。車でここを通るときはトイレ休憩も兼ねて利用したことがありますが、駐車スペースを見つけるのがいつも大変。

熊に願いが通じるのか解りませんが…。

しばらく進むとチケット販売所が見えてきます。今年は例年よりも氷柱が少ないのですが、それでもいいですか？と一人ずつ確認を行っています。入場料は500円(子供は300円)で、交通系電子マネーでも決済が可能。今日が今シーズン初日なのですが、割と空いていました。

暫くは山道を進みます。会場へは道路が整備されているのですが、イベント開催時は通行止めとなっているためです。並行する国道299号線は車通りが多く、歩道が狭いということもあるのでしょう。また、ご覧の通り車での来場は出来ません。駐車場が無いので道の駅等に駐車する必要があります。

駅から10分ほどで到着。兵ノ沢と呼ばれる横瀬川の支流に面した場所に人工的に氷柱を造ったものです。幟などでは「氷ノ沢」と書いているので、「兵」を「氷」と読ませているようです。

すぐ上を見ると山肌が見えます。例年だとどうなのか不明ですが。

冨士浅間神社の鳥居をくぐります。会場は混雑緩和のため、一方通行となっています。

奥まで移動してきました。手元の木箱はライトアップ用の照明で、金土日祝日はライトアップされます。夜来ると幻想的な風景となるので、人が集まるようで整理券が必要となります。

ここまで造るのにかなりな日数を掛けたのだと思いますが。

ここまでは道幅が狭く、一脚・三脚の使用は禁止となっていますが、このエリアだけは使用可能となります。主に夜ライトアップされたときに使うのでしょう。なお、ドローンの撮影は禁止。

一番上はおもてなし広場となっています。かなり広いスペースで暖炉もあります。裏手には喫煙場所も用意されています。16時までは紅茶・甘酒を無料で配っていてありがたいです。数は少ないですがトイレも完備しています。混雑すると並びそうなので駅近くで済ませておくことを勧めます。

広場から下っていける行き止まりの道があります。電車の撮影はこちらで。

帰りは舗装された道を辿り、西武線ガード付近まで降ります。

トンネルの真上から西武線を撮影することが出来ますが、立木が多くあまり良い構図では無いかもです。

ちなみに車内からでも氷柱は見ることが出来ます。ただ、トンネルとの間にあるので見られるのはほんの一瞬ですが。
あしがくぼの氷柱は1/13～2/25まで。開催時間は9:00～16:00でライトアップされる金・土・日・祝日は9:00～20:00。ライトアップされる17:00頃(2月は17:45頃)までの1時間は準備作業のため入場できませんのご注意を。
この日は時折氷柱が崩れ落ちる音がしました。この先気温がどう変化するか不明ですが、開催時期が短くなるかも知れません。