新シリーズ。埼京線十条駅周辺を高架化する事業が2020年(令和2年)3月に認可されました。事業区間は約1.5km。この立体交差化により6箇所の踏切が廃止されます。

現在の十条駅は2面2線のホームとなっています。高架化後も同じく2面2線となるようです。

十条駅北口から撮影。現在駅前は再開発が行われており、左側に複合施設を建設しています。ザ・タワー十条(THE TOWER JUJO)といって39階建ての建物です。

十条駅北口。平屋でシンプルな駅舎です。

十条駅の池袋側にある十条道踏切。ここは補助第85号線との交差で、バスも通る大通りです。踏切脇には詰所があります。昔はここと北池袋に踏切番がいました。ここ十条では詰所もあり、まだ係員も常駐しています。

赤羽線と聞いてピンとこない方もいらっしゃると思いますが、池袋-赤羽間の正規の路線名は赤羽線です。

上り線側にある出口は南口。駅員はおらず、インターフォンで対応。西口と比べこぢんまりとしています。

高架化に際して上り線側に鉄道付属道路(側道)を設ける予定です。これは高架化の際に仮線用地が必要なためで、高架化後は側道に転用となるようです。

十条道踏切から板橋寄りに進み、次の踏切が原町踏切。高架化されるとこの踏切は廃止されます。側道建設は板橋側はここまで。

ここから板橋側にかけてレンガの壁が続いています。かつて東京砲兵工廠銃砲製造所がこの辺りにありました。小銃弾薬を増産するための工場です。この煉瓦塀はその製造所のあった名残で、塀だけが残されています。

原町踏切から板橋方面を撮影。側道を設けないで借地として仮線を設ける予定です。煉瓦塀はこの先どうなるか。

この辺りから十条方面に高架化となる箇所と思います。

やや板橋方面に進みます。正面が十条方面。左側は東京家政大学。歩道は一部大学側の敷地を供用しています。

十条台橋から十条方面を撮影。