山陰本線や福知山線を走る特急「きのさき」「はしだて」「こうのとり」の一部は国鉄時代に造られた381系が使用されています。近々683系を改良した289系に置き換わる話が出ており、今のうちに撮影することにしました。

京都駅にて。出発を待つ「きのさき5号」。通常は4両編成なのですが、繁忙期を中心に6両編成となることがあります。
元々この381系は南紀方面を走る「くろしお」で使用されていましたが、287系の投入で老朽化の進む183系を置き換える形で転属してきました。色は国鉄色に塗り替えられています。381系の進出で183系の運用は無くなりました。

転属されてきた381系は全て1000を加算した番号になっています。切り抜き文字のためペンキで塗られた前の車番が残っています。元々振り子機能を使用した車両なのですが、転属した際にその機能を停止していました。しかし乗り心地の改善策として傾斜角5度から3度に微調整したため、1000代を名乗るようになりました。

福知山駅にて。「こうのとり14号」こちらは所定通りの4両編成。

右から「こうのとり7号」・「きのさき5号」・「こうのとり14号」・「きのさき14号」。左端の車両は287系の新型車両。

福知山では福知山線と山陰本線が合流する駅であるためこのような顔合わせがよく行われます。