伊予灘ものがたりに乗車 [鉄道(乗り鉄)]
JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」に乗ってきました。「伊予灘ものがたり」は松山-八幡浜を旧線周りで休日中心に1日2往復走ります。今回は道後編に乗車します。
八幡浜16:14発で途中伊予大洲に停車します。松山側からこの列車に乗車するには特急だと「宇和海17号」に乗車します。この列車は「伊予灘ものがたり(八幡浜編)」を追い抜いて八幡浜には15:15に到着します。

こちらが八幡浜駅。話はそれますがここから2kmちょっと離れた場所に八幡浜フェリーターミナルがあり、八幡浜港と別府港や臼杵港をフェリーで結んでいます。
話を戻して「伊予灘ものがたり」には食事プランがあり、これを希望する場合は八幡浜から乗車する必要があります。食事を希望しない場合は伊予大洲からでもよくて、伊予大洲で「宇和海19号」から乗り換えても大丈夫です。
でもやはり食事プランをとった方がよいでしょう。JR四国の「旅の予約センター」、「JR四国ツアー」なら10日前まで、JR四国の「みどりの窓口」と、ネット予約の場合は「観光ナビ tabiwa by WESTER」というアプリからなら乗車4日前までに申し込みしておきます。JR四国以外の遠方の人は「tabiwa」しか手段はないです。いずれも該当の伊予灘ものがたりの予約が取れていることが前提です。
あと水・お茶以外の飲食物の持ち込みは厳禁です。持ち込んでも車内で飲食しなければ大丈夫と思いますが。

八幡浜に着いても特に「伊予灘ものがたり」が到着するまでかなり時間を持て余します。宇和海から降車した人の半分はここ待合室にいます。因みに次の「宇和海19号」は八幡浜到着が16:13で1分の乗り継ぎが出来ると思われますが、公式では乗り換えできない旨が書かれています。

15:50頃に車体からメロディーを流して「伊予灘ものがたり」が駅に到着しました。この車両は2代目「伊予灘ものがたり」で初代は2014年に登場キハ48を改造した車両ですが、2代目は2021年にキハ185系を改造した車両です。

到着後、お客を降ろし折り返し準備を行います。使用済みの食器等が運び出されていきます。

新たに食事が運び込まれていきます。

しばらく車内を見てみるとドアを撤去した跡がよく分かります。

キハ185系は国鉄末期に造られた車両で、今もほぼ全車両現役。JRになってから登場した2000系はほとんど廃車されています。使い勝手がよいのでしょうか。

さて、準備が整い乗車。ドア付近にはマットが置かれています。手指消毒とアテンダントによる検温チェックを終え車内へ。

今回は2号車の席が取れました。海側は横向きのタイプで、山側が2人用の向かい合わせのタイプです。1号車はさらに4人用のテーブルがあります。
3号車は売店と8人用個室なのですが、個室利用者以外の人は売店より先には入れません。テーブルにはUSBコンセントが付いているのが今時です。
「宇和海19号」が入線して10秒経たずに出発。なるほど1分とはいえ接続は出来ないのはこういうことだったようです。(ドアが閉まる時間が出発時刻)

沿線には地元の人が手を振ったり、独自の旗を振ってくれたりします。アテンダントもよく見ていて進行右手や左手と人がいるアナウンスをしてくれます。
しばらくしてアテンダントが検札に回り食事のチケットを渡します。自分の場合はスマホアプリのtabiwaからなので、ここでチケットを利用します。

ほどなく食事が配られます。伊予大洲から乗車すると食事が配られ終わるので、それだけのために個別対処は面倒なのでしょう。それなりのルーティンがあるようです。それにしても陶器でくるとは…。

2段重ねとなっていて中身はこちら。以外とガッツリ系です。食事のメニューは季節や乗車する列車により変わります。

紅茶ポットが一人ずつ配られます。

伊予大洲手前で肱川を渡りますが、畔には大洲城が見えます。

ここでも列車に向かって幟を振る人が。

伊予大洲から新線と別れて旧線へと入ります。

暫くは肱川沿いに進みます。食事しながら思うのは時折列車が揺れ、紅茶飲み終わるときソーサに置くのですが、どうしても「ガチャン」と音を立ててしまいます。案外走行中に注ぐ行為は難しい。

伊予長浜付近にある長浜大橋は中央が船が通れるよう可動橋となっているようです。

八幡浜行き普通列車と交換します。旧線唯一の交換列車。

アテンダントがお土産品を勧めてきますが特になく、他メニューはというとアルコール類やおつまみ品も取りそろえてあり、注文すると届けてくれると言うことでビールを注文します。売店行かずに済みます。お代は降りる間際に一括清算します。
こちらは「アロマティックエール」という地ビール。

ビューポイントは徐行します。

下灘駅では10分ほど停車して、降りることも出来ます。ほぼ全員下車します。丁度日没に近い時間でモロ逆光。

季節によっては丁度よい時間となるのかも。とりあえず晴れてよかった。

多分撮影への配慮と思いますが、1両ははみ出して停車しています。初代は2両だったので問題は無かったのだと思いますが。

地元も人がかなり多くいて駅周辺に来て見送っていました。
車両からメロディーが流れ出すと出発の合図で、アテンダントは全員乗車したことを確認して出発します。

この先、線路土手に植えられた菜の花が花を咲かしており綺麗な風景が飛び込みます。

続いて伊予上灘でも停車。5分ほど停まります。

古めかしい駅舎が見えます。出発時間が迫っていたためここまで。

再び新線と合流して向井原駅を通過します。

伊予市を出ると伊予鉄道の電車と一瞬ですがすれ違います。

市坪駅に隣接して坊ちゃんスタジアムが見えました。
八幡浜から約2時間で終点松山に到着しました。特急「宇和海」で行けば50分ちょっとなのですが、観光列車らしく充実した内容でした。旧線をうまくいかした列車です。見所がない路線だったらこうはいかなかったかも知れませんが。
八幡浜16:14発で途中伊予大洲に停車します。松山側からこの列車に乗車するには特急だと「宇和海17号」に乗車します。この列車は「伊予灘ものがたり(八幡浜編)」を追い抜いて八幡浜には15:15に到着します。

こちらが八幡浜駅。話はそれますがここから2kmちょっと離れた場所に八幡浜フェリーターミナルがあり、八幡浜港と別府港や臼杵港をフェリーで結んでいます。
話を戻して「伊予灘ものがたり」には食事プランがあり、これを希望する場合は八幡浜から乗車する必要があります。食事を希望しない場合は伊予大洲からでもよくて、伊予大洲で「宇和海19号」から乗り換えても大丈夫です。
でもやはり食事プランをとった方がよいでしょう。JR四国の「旅の予約センター」、「JR四国ツアー」なら10日前まで、JR四国の「みどりの窓口」と、ネット予約の場合は「観光ナビ tabiwa by WESTER」というアプリからなら乗車4日前までに申し込みしておきます。JR四国以外の遠方の人は「tabiwa」しか手段はないです。いずれも該当の伊予灘ものがたりの予約が取れていることが前提です。
あと水・お茶以外の飲食物の持ち込みは厳禁です。持ち込んでも車内で飲食しなければ大丈夫と思いますが。

八幡浜に着いても特に「伊予灘ものがたり」が到着するまでかなり時間を持て余します。宇和海から降車した人の半分はここ待合室にいます。因みに次の「宇和海19号」は八幡浜到着が16:13で1分の乗り継ぎが出来ると思われますが、公式では乗り換えできない旨が書かれています。

15:50頃に車体からメロディーを流して「伊予灘ものがたり」が駅に到着しました。この車両は2代目「伊予灘ものがたり」で初代は2014年に登場キハ48を改造した車両ですが、2代目は2021年にキハ185系を改造した車両です。

到着後、お客を降ろし折り返し準備を行います。使用済みの食器等が運び出されていきます。

新たに食事が運び込まれていきます。

しばらく車内を見てみるとドアを撤去した跡がよく分かります。

キハ185系は国鉄末期に造られた車両で、今もほぼ全車両現役。JRになってから登場した2000系はほとんど廃車されています。使い勝手がよいのでしょうか。

さて、準備が整い乗車。ドア付近にはマットが置かれています。手指消毒とアテンダントによる検温チェックを終え車内へ。

今回は2号車の席が取れました。海側は横向きのタイプで、山側が2人用の向かい合わせのタイプです。1号車はさらに4人用のテーブルがあります。
3号車は売店と8人用個室なのですが、個室利用者以外の人は売店より先には入れません。テーブルにはUSBコンセントが付いているのが今時です。
「宇和海19号」が入線して10秒経たずに出発。なるほど1分とはいえ接続は出来ないのはこういうことだったようです。(ドアが閉まる時間が出発時刻)

沿線には地元の人が手を振ったり、独自の旗を振ってくれたりします。アテンダントもよく見ていて進行右手や左手と人がいるアナウンスをしてくれます。
しばらくしてアテンダントが検札に回り食事のチケットを渡します。自分の場合はスマホアプリのtabiwaからなので、ここでチケットを利用します。

ほどなく食事が配られます。伊予大洲から乗車すると食事が配られ終わるので、それだけのために個別対処は面倒なのでしょう。それなりのルーティンがあるようです。それにしても陶器でくるとは…。

2段重ねとなっていて中身はこちら。以外とガッツリ系です。食事のメニューは季節や乗車する列車により変わります。

紅茶ポットが一人ずつ配られます。

伊予大洲手前で肱川を渡りますが、畔には大洲城が見えます。

ここでも列車に向かって幟を振る人が。

伊予大洲から新線と別れて旧線へと入ります。

暫くは肱川沿いに進みます。食事しながら思うのは時折列車が揺れ、紅茶飲み終わるときソーサに置くのですが、どうしても「ガチャン」と音を立ててしまいます。案外走行中に注ぐ行為は難しい。

伊予長浜付近にある長浜大橋は中央が船が通れるよう可動橋となっているようです。

八幡浜行き普通列車と交換します。旧線唯一の交換列車。

アテンダントがお土産品を勧めてきますが特になく、他メニューはというとアルコール類やおつまみ品も取りそろえてあり、注文すると届けてくれると言うことでビールを注文します。売店行かずに済みます。お代は降りる間際に一括清算します。
こちらは「アロマティックエール」という地ビール。

ビューポイントは徐行します。

下灘駅では10分ほど停車して、降りることも出来ます。ほぼ全員下車します。丁度日没に近い時間でモロ逆光。

季節によっては丁度よい時間となるのかも。とりあえず晴れてよかった。

多分撮影への配慮と思いますが、1両ははみ出して停車しています。初代は2両だったので問題は無かったのだと思いますが。

地元も人がかなり多くいて駅周辺に来て見送っていました。
車両からメロディーが流れ出すと出発の合図で、アテンダントは全員乗車したことを確認して出発します。

この先、線路土手に植えられた菜の花が花を咲かしており綺麗な風景が飛び込みます。

続いて伊予上灘でも停車。5分ほど停まります。

古めかしい駅舎が見えます。出発時間が迫っていたためここまで。

再び新線と合流して向井原駅を通過します。

伊予市を出ると伊予鉄道の電車と一瞬ですがすれ違います。

市坪駅に隣接して坊ちゃんスタジアムが見えました。
八幡浜から約2時間で終点松山に到着しました。特急「宇和海」で行けば50分ちょっとなのですが、観光列車らしく充実した内容でした。旧線をうまくいかした列車です。見所がない路線だったらこうはいかなかったかも知れませんが。
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