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碓氷峠廃線ウォーク(下り線)(その2)[前編] [鉄道(廃線跡)]

およそ3年ぶりに参加してきました。今回も前回と同様、横川駅から軽井沢駅までのうち、廃線区間を歩くというものです。
前回紹介したのとあまり被らないよう紹介します・
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まずは信越本線で横川へ。偶々乗車した211系が変わった帯をまとっていました。
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矢絣(やがすり)ラッピングというものです。両毛線のラインカラーである黄色と、沿線の山々をイメージした緑色の配色。
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座席は市の花をモチーフとしています。調べてみると前橋・桐生・栃木・小山市。両毛線のブランドイメージのためのラッピングのようです。
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高崎から30分ほどで横川に到着します。
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高崎寄りにある国鉄時代からと思われるホーロー製の行先案内板。髙﨑と旧字体がポイント。
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11時までに受付を済ますと言うことで、9:57着の電車を利用しました。次の列車が10:57と微妙な時間で、付いてもちょっと中途半端な時間です。碓氷峠文化むらに行こうにもちょっと…。
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適当に周囲を散策して、11時になり集合となります。前回には無かったイヤホンガイドが配られます。イヤホン付けるとガイドさんの声が聞こえる仕組み。これは便利。
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まずは碓氷関所跡を観光します。因みに向きが逆なのだそうです。
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関所を無くすときに燃やす予定だったのですが、地元の熱意に断念させたようです。柱の一部には燃やされた形跡が今も残っています。
この碓氷関所跡は郷土かるたである「上毛かるた」の「う」の札にあります。詳しくはお近くの群馬県民へ。
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上信越道をくぐった先にある信号機。上り(高崎方面)線は4灯となっています。
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下りは3灯。中段の黄色はランプが無いのだとか。
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前回と違って今回は晴天に恵まれたのが何よりです。紅葉が色づいています。
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刎石山が見えます。旧中山道はあの山を越えていったようです。
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丸山変電所から66‰の急坂を上ります。こちらは峠の湯付近から丸山方面を撮影。かなりの急坂と解ります。
ここで釜飯が配られ、1時間ほど休憩があります。
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器は縁が赤く塗られているバージョンです。飲料水は別途購入。
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時間があったのでこの先にある玉屋ドライブインに寄ってみます。元は熊ノ平で営業していたようです。
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名物「力餅」を購入。一箱750円。
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餡で包まれた餅が12個入っています。爪楊枝付きです。
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この先は廃線を歩くため、ヘルメット着用で懐中電灯は必須となります。持っていない人はレンタルできます。(有料)
この先は2班に分かれて出発します。
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線路上にある電動カート。元は人力カートだったのですが、勾配がきつく断念したようです。来年にはお披露目できるようです。
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1号トンネル。ここから軽井沢まで18箇所のトンネルを通っていきます。
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1号トンネルと2号トンネルの間にはいくつか車窓から見えるよう看板が何ヶ所か設置されていたのですが、廃線に伴いいまやこの看板だけが唯一残されています。
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上り線とはちょっと段差がある場所にあるのですが、今回のツアーでは一部区間通れます。その途中に最急勾配である66.7‰の勾配標が設置されています。ダミーのようです。
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上り線の方が日照時間が長いようで草木の生長がいいようです。
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沿線に自生するどろぼう草。油断すると服やズボンに種子が付着し、取るのが厄介です。
2号トンネルに入ります。下り線では1番長いトンネルです。
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長いトンネルでは保線作業員が列車を待避するため、待避口が設けられています。これを利用して地元安中市の醤油製造販売の有田屋が醤油を熟成するため、トンネルに置いています。この段ボールの中は醤油です。トンネル内の気温は年間通じて20℃に保たれています。この日は湿度55%。気温20度。なお、夏場になると湿度計が振り切れることもあるようです。
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架線柱を吊る器具が盗まれ、コウモリの巣に…。
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2号トンネルをでると新碓氷川橋梁にでます。高さおよそ30m。向こうに見えるのは上り線。
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反対側(南側)は旧線。レンガのアーチで有名な碓氷第三橋梁。観光客で賑わっており、駐車場が満車なのだとか。
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続いて第三トンネルへ。架線ドロボウが残していった金具の塊。
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架線は銅で出来ており、これが金になるのだとか。
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今回も中継信号と、トンネル側面のライトが点るようになりました。
続きはまた。
※2022.11.06 一部追記。タイトル変更。
タグ:碓氷峠 211系
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