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赤ホキを追う [鉄道(貨物)]

西濃鉄道の乙女坂-名古屋臨海鉄道の新日鉄を結ぶ石灰石輸送列車。通称「赤ホキ」を追いかけてみました。
石灰石輸送列車は乙女坂で石灰を積み、東海道本線を南下します。この逆は返空便として空の貨物を乙女坂へ運び、1日1~3往復します。
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まずは美濃赤坂へと向かいます。東海道線・大垣-美濃赤坂間は東海道本線内で唯一ワンマン運転を行っている区間。さらにICカードの対象外となっています。
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美濃赤坂構内の外れにEF210-341が停まっています。
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こちらが美濃赤坂駅。古びた木造駅舎で無人駅。
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駅構内の外れにDE10と奥にはDD45がいます。DD451は今年6月に購入。DE10は車体番号が外されています。
DE10-1251といい、秋田臨海鉄道から譲渡されてきた機関車です。8月1日から運転を開始したようです。
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美濃赤坂から乙女坂へは歩いての移動。歴史ある建物が建ち並び、寺や神社をよく見かけます。それなりに住宅街となっている割には電車の本数は極端に少ないです。
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駅から道なりに進みと西濃鉄道と交差するため踏切を渡ります。
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石引神社。この境内を鉄道が通っています。鳥居の奥に踏切が見えます。
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美濃赤坂駅から10分ほどで到着。出発を待っていました。
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貨物はホキ2000形で色が朱色となっていることから「赤ホキ」と言うようです。因みにこの後ろのホキ2000-33は今年製造された車両です。ホキ2000形は2011年~2015年まで27両造られましたが、その後2022年に再増備され、今年6月時点計44両造られています。私有貨物なので側面には矢橋工業の名前と社紋が貼られています。
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こちらがその矢橋工業。採掘場で採掘した石灰石を選鉱場で破砕等を行い貨物に積み込みます。
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石引神社へ戻りここで撮影します。丁度木陰になっていて涼しいというのが主な理由。16両編成の貨物が通過していきました。先頭はDD403。
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美濃赤坂に戻ると入れ換え作業を行っており、ここで牽引機がEF210に変わります。この時間大垣へ行く電車がないので、一旦乙女坂方面に戻り、名阪近鉄バスの赤坂丸本前というバス停から大垣へ向かいます。大垣から西岐阜へ。
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西岐阜で撮影。撮影後、後続の電車で追いかけます。
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稲沢で追い抜きます。
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枇杷島で再び撮影。
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再び後続の普通電車で笠寺へ。ここで美濃赤坂から牽引してきたEF210-341を切り離します。ここからは名古屋臨海鉄道となるため、再び機関車をつなぎ替えます。
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名古屋臨海鉄道のND552-10,8の重連です。
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上から撮影。石灰石を満載した貨物。飛散しないよう両サイドにカバーが付いています。
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笠寺は17:00発と思っていたのですが、予定より30分ほど遅れてやってきました。
この先日本製鉄(株) 名古屋製鉄所に送られ、鉄鋼用の生石灰を焼成するための原料として使用されます。
乙女坂13:40→13:48美濃赤坂15:13→15:52稲沢16:10→16:37笠寺17:00→17:09東港17:20→17:33新日鉄
<返空便>
新日鉄21:37→21:50東港22:12→22:22笠寺23:26→23:53稲沢4:59→5:47美濃赤坂6:02→6:10乙女坂
土休日は不明です。
※2022.8.3 補足追記
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