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引退迫るJR七尾線を走る国鉄車両 [鉄道(JR西日本)]

津幡と和倉温泉を結ぶ七尾線の普通電車は415系と413系で運転されていますが、JR西日本のリリースによると521系1000代を2020年秋頃から順次投入すると発表しました。時期的にもう乗る機会も無さそうなので、夏の三連休を利用して撮影と乗車してきました。
まずは撮影。本数は1時間に1本くらいしか運転していないので、上下2本くらいにしておきます。さすがにこの炎天下では体力的に・・・。
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七尾側からやってきたのは413系6両。予想外にも長編成で来るとは思ってませんでした。
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後ろの編成にはクハ455-701というちょっと特殊(?)な車両が組み込まれていました。元々は北陸本線を走っていたのですが、七尾線へとやってきました。
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津幡で交換しているのかすぐさま七尾行きの普通電車が通過していきました。こちらは415系800代。
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最後に金沢行き415系6両。
どれも前照灯が片側しか点いていないのはデッドセクション付近で撮影しているためです。
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続いて乗車してみます。413系は半自動ドアで、ドアは手で開けます。
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こちらは415系800代。こちらはドア横にボタンがあるので、これで開けます。
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先頭のクハ415-805は昭和39年(1964年)製。車齢56年と半世紀以上走り続けています。(残り2両は昭和41年製。)
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窓は非ユニット窓。今や貴重なタイプです。元々は関西圏内の東海道本線などで走っていた113系に北陸本線などで走っていた485系の交流機器を捻出して作り合わせた車両で、七尾線電化時に投入されました。485系は山陰線特急183系として転属しましたが、こちらは一足先に引退しています。側面の方向幕は改造の際に付けること無く今に至ります。正面の行先指示のみです。
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金沢を出て車両基地の脇に七尾線用の521系1000代が停まっていました。415系などの車体色はそのまま継承されるようです。今後15編成30両が投入されるのですが、3両編成が2両編成に短縮されるので混雑しないかなというのが率直な感想。まあ、混雑と言っても金沢近郊ですし、ラッシュ時などは増結して対応するとは思いますが。
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津幡を出るとデッドセクションに入るため、空調と照明の一部が切られます。これも国鉄車両ならでは。
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車内ですが413系はさほど手を加えてませんが、415系は改造の際にシートを改善しています。ドア横の2人掛け席が廃止され、ボックスシート部はややシート間隔が拡大されています。・・・ちょっと窓と合っていないですが。座り心地はよいです。
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混雑していた車内は七尾手前になるとかなり空いてきます。
IMG_8506.jpgbr /> 七尾での415系・413系の顔合わせ。
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こちらの413系はあいの風とやま鉄道で、こちらは当面残るのではと思います。
<おまけ>
990821-13.jpg
1999年8月に撮影。このとき初めてこの電車に乗車したのですが、それ以降本日まで乗車してませんでした。和倉温泉へは特急利用してましたので・・・。当初はこのカラーでしたが、10年ほど前からいまの赤色タイプに変更されています。
タグ:415系 413系
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