東武桐生線阿左美駅移転工事状況

3月14日のダイヤ改正とともに、東武桐生線阿左美駅が新桐生側に約300m移転します。その状況を見に行ってきました。旧北館林荷扱所の最寄りである渡瀬駅から館林に戻り特急に乗車して新桐生へ。阿左美には停まらないので新桐生駅から歩きます。大体10分くらい歩くと目的地付近に到着です。

桐第69号踏切から太田方面を撮影。正面に見えるのが新・阿左美駅です。

丁度東小泉行きが通過していきました。ホームの長さは4両編成が停まれるほどの長さ。特急は元々停まらないので問題ないですが、普通列車は2両編成なので、4両も要らないようにも思えます。

ホームと駅舎はほぼ完成ですが、駅周辺はまだ整備中。看板では6月19日まで行われるようです。

駅舎全体。左側はロータリーを設けるようですが、まだ完成ではないです。

3/14より利用は出来るようです。

ロータリー。3/14より使用するので暫定でも間に合わせるのでしょう。

駅利用者向けの駐車場を整備。駐車場自体は出来上がっていますが、そこまで行く道路がまだ未完成です。こちらも何とか間に合わせるのでしょうか。

駅舎。左側が駅入り口で、右側がトイレとなっています。元々駅員常駐駅なので駅事務室が真ん中にあります。

舗装はこれからでしょう。脇に地面に敷き詰めるブロックが山積みになっていました。

駅入り口。電気工事はこれから。

駅舎の隣は機器室でしょうか。フェンスは設置段階でした。

移転するのは駅前を通る県道の道路拡張によるものではと思います。移転先付近(手前側)では歩道が拡張されていますが、丁度この正面(現・阿左美駅)からは狭くなっています。

駅前駐輪場。ここからは大人2人がすれ違うほど狭い歩道です。この駐輪場は3月14日に閉鎖され、新しい駐輪場は移転先付近にあるローソンの向かい側に設けられます。

移転先の駐輪場と思われる場所･･･何れは整備されるのでしょうか。

現在の阿左美駅舎。

こちらは改札口。ICカードエリアで簡易式読み取り機が立っています。有人改札の名残である"舟"がまだありました。

駅舎の裏は駐車場スペースです。

既に道路は2車線分の用地と歩道が整備されています。線路側は歩道の拡張のみといったところでしょう。

駅ホームに行ってみます。手前は1世代前の駅名標。その奥は2世代前の駅名標でしょうか。ホーロー製です。最近の駅名標は平仮名表記ではなく、漢字表記と駅ナンバリングタイプに変わっていますが、移転するので変えなかったようですね。
この駅ホームには県指定史跡「阿左美縄文式文化居住跡」があります。昭和29年にホーム拡張の際に発見されたようです。木造の待合室のような建物が手前と奥の2箇所にあるのがそれです。

中には入れないので、窓越しに見るだけです。移転後ここはどうなるのでしょう。見学できるように一部ホームは残されるのでしょうか。

現ホームから移転先の駅を撮影。奥に見えるのが移転先です。
移転先も片側1面1線です。今の駅は改札内にトイレがありますが、移転後は改札外に設けられます。

新ホームは乗務員向けのモニタもカメラも設置されています。反対側に回って撮影すればよかったなとホームに上がってから後悔しました。。。

ホーム端から全体を撮影。かつては4両編成の電車もやってきたであろう桐生線も今や普通電車は2両編成のみです。


にほんブログ村
※2020.3.10 文章訂正

にほんブログ村

タグ：阿左美駅