石炭貨物輸送の終焉 [鉄道(秩父鉄道)]
秩父鉄道の公式ホームページによると今年度で石炭貨物輸送を廃止すると報じられています。
石炭貨物は三ヶ尻貨物~熊谷貨物タ~扇町を結ぶ列車で、JR線内では1往復、秩父鉄道内は3往復設定(機関車単機1往復含む)されています。
熊谷貨物ターミナルから三ヶ尻貨物を通り武川までは貨物線となっているのですが、この列車が廃止となると熊谷貨物ターミナル~三ヶ尻貨物間を走る列車は基本的に無くなります。東武やメトロ日比谷線の甲種輸送で利用されることがありますが、来年度以降は13000系2本と東武70090系2本の予定があるくらいでしょうか。

昼前に到着したのですが、車中から既に10両が熊谷貨物ターミナルからいなかった為、第二陣を撮ることにします。JR高崎線の籠原駅から歩いて20分弱で撮影場所に到着。奥に見えるのが太平洋セメント熊谷工場。機関車1両で熊谷貨物ターミナルへと走り去っていきました。
この奥が丁度土手となっていていい撮影ポイントのようです。平日にもかかわらず10人くらいが集まっています。多くは車です。停める場所はそんなにないのでご注意を。

30分ほど待って三ヶ尻貨物へ向かう石炭列車10両が通過していきました。これで下り便は終わりです。

後追い。撮影する人の多くはちょっと後ろ。民家と畑の間にある細いあぜ道にひしめき合って撮影していました。それほど狭いのです。さてこの後昼食をとり、返空便を狙います。

また20分かけて行くのも面倒なので籠原カーブで待機します。14時過ぎに17両編成の貨物列車がやってきました。

帰りの車内から。運び終えた機関車一両がポツンと停まっています。恐らくこの後武川へと回送されるのでしょう。

熊谷寄りに先ほど撮影したホキ10000形20両がいました。この後5764列車として翌朝出発して昼過ぎに扇町へと到着。石炭を満載した貨物列車は5783列車として昼頃に扇町を出発して、その日の夜に熊谷貨物ターミナルに到着します。なお、どちらも日曜祝日は運休のようです。

残り3両は既に熊谷貨物ターミナルにいました。
⇒検証した結果、先ほどの20両に連結した車両とは別の車両でした。ただ、籠原寄りに3両車両を連結しているのには変わりません。
国内唯一となった石炭輸送列車はあと1ヶ月ちょっとで見納めです。
前日ですが、実は熊谷貨物ターミナルに下見に行っていました。

熊谷貨物ターミナルに架かる歩道橋から撮影。扇町を発車した石炭貨物列車は20両編成でここ熊谷貨物ターミナルに運ばれてきます。なのでもし10時過ぎにここにいない、もしくは20両のままでいた場合は運休と思った方がよいかもです。また、着発線(高崎線下り線が高架にさしかかる辺り)にホキ10000が停まっていた場合は、秩父鉄道線内の返空便の設定は既に行われたか、その日は運休の可能性が高いです。参考までに。・・・先月土曜日に行ったときは歩道橋付近に20両停まったままでしたので見事運休で空振りに終わりました。

「石炭専用」と書かれたホキ10000形。中には石炭が満載されています。

左側2線にいるホキ10000はしばらく使用されていないようです。

熊谷方面を撮影。

折角なので三ヶ尻貨物にも足を伸ばしました。上を走るのは上越新幹線です。

奥の方を見ると今は使っていないと思われるホキ10000が大量に留置されていました。

ちなみに日曜日でも三ヶ尻までの石灰石輸送は行われています。秩父鉄道ではこの石灰石と石炭のみで、セメントについては2006年にトラック輸送に切り替えられています(wikiより)。・・・偶然なのかこのとき撮った機関車も102号機。
<おまけ>

1979年(昭和54年)に熊谷貨物ターミナルと同時に三ヶ尻貨物線が開業したのですが、その頃から既に線路は繋がっていない貨物線がありました。・・・平成の初めの頃まではあったのですけど、今はそんな面影がありません。黄色く印をつけてみましたがちょっと思い出補正しています。

右側が三ヶ尻貨物線。確かこの辺りまでのびていたような・・・。

ちょっと昔の写真から。こちらは2007年9月に同じく籠原カーブからの撮影です。まだ秩父セメント時代の社紋をつけたホキ10000。

もうちょっと真面目に撮っていればなぁと今頃後悔します。。。

探してみたら2019年8月、東急5050系甲種の時に新鶴見信号場に停車していた石炭列車を撮影していしました。
ちょっと撮りづらい位置にいたので全体的に・・・という構図ではありませんが。
※若干文章修正
※2020.2.08 文章訂正
※2020.2.13 文章追記
※2020.2.26 文章訂正
※2020.3.26 文章訂正
※2021.9.13 画像追加

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石炭貨物は三ヶ尻貨物~熊谷貨物タ~扇町を結ぶ列車で、JR線内では1往復、秩父鉄道内は3往復設定(機関車単機1往復含む)されています。
熊谷貨物ターミナルから三ヶ尻貨物を通り武川までは貨物線となっているのですが、この列車が廃止となると熊谷貨物ターミナル~三ヶ尻貨物間を走る列車は基本的に無くなります。東武やメトロ日比谷線の甲種輸送で利用されることがありますが、来年度以降は13000系2本と東武70090系2本の予定があるくらいでしょうか。

昼前に到着したのですが、車中から既に10両が熊谷貨物ターミナルからいなかった為、第二陣を撮ることにします。JR高崎線の籠原駅から歩いて20分弱で撮影場所に到着。奥に見えるのが太平洋セメント熊谷工場。機関車1両で熊谷貨物ターミナルへと走り去っていきました。
この奥が丁度土手となっていていい撮影ポイントのようです。平日にもかかわらず10人くらいが集まっています。多くは車です。停める場所はそんなにないのでご注意を。

30分ほど待って三ヶ尻貨物へ向かう石炭列車10両が通過していきました。これで下り便は終わりです。

後追い。撮影する人の多くはちょっと後ろ。民家と畑の間にある細いあぜ道にひしめき合って撮影していました。それほど狭いのです。さてこの後昼食をとり、返空便を狙います。

また20分かけて行くのも面倒なので籠原カーブで待機します。14時過ぎに17両編成の貨物列車がやってきました。

帰りの車内から。運び終えた機関車一両がポツンと停まっています。恐らくこの後武川へと回送されるのでしょう。

熊谷寄りに先ほど撮影したホキ10000形20両がいました。この後5764列車として翌朝出発して昼過ぎに扇町へと到着。石炭を満載した貨物列車は5783列車として昼頃に扇町を出発して、その日の夜に熊谷貨物ターミナルに到着します。なお、どちらも日曜祝日は運休のようです。

⇒検証した結果、先ほどの20両に連結した車両とは別の車両でした。ただ、籠原寄りに3両車両を連結しているのには変わりません。
国内唯一となった石炭輸送列車はあと1ヶ月ちょっとで見納めです。
前日ですが、実は熊谷貨物ターミナルに下見に行っていました。

熊谷貨物ターミナルに架かる歩道橋から撮影。扇町を発車した石炭貨物列車は20両編成でここ熊谷貨物ターミナルに運ばれてきます。なのでもし10時過ぎにここにいない、もしくは20両のままでいた場合は運休と思った方がよいかもです。また、着発線(高崎線下り線が高架にさしかかる辺り)にホキ10000が停まっていた場合は、秩父鉄道線内の返空便の設定は既に行われたか、その日は運休の可能性が高いです。参考までに。・・・先月土曜日に行ったときは歩道橋付近に20両停まったままでしたので見事運休で空振りに終わりました。

「石炭専用」と書かれたホキ10000形。中には石炭が満載されています。

左側2線にいるホキ10000はしばらく使用されていないようです。

熊谷方面を撮影。

折角なので三ヶ尻貨物にも足を伸ばしました。上を走るのは上越新幹線です。

奥の方を見ると今は使っていないと思われるホキ10000が大量に留置されていました。

ちなみに日曜日でも三ヶ尻までの石灰石輸送は行われています。秩父鉄道ではこの石灰石と石炭のみで、セメントについては2006年にトラック輸送に切り替えられています(wikiより)。・・・偶然なのかこのとき撮った機関車も102号機。
<おまけ>

1979年(昭和54年)に熊谷貨物ターミナルと同時に三ヶ尻貨物線が開業したのですが、その頃から既に線路は繋がっていない貨物線がありました。・・・平成の初めの頃まではあったのですけど、今はそんな面影がありません。黄色く印をつけてみましたがちょっと思い出補正しています。

右側が三ヶ尻貨物線。確かこの辺りまでのびていたような・・・。

ちょっと昔の写真から。こちらは2007年9月に同じく籠原カーブからの撮影です。まだ秩父セメント時代の社紋をつけたホキ10000。

もうちょっと真面目に撮っていればなぁと今頃後悔します。。。

探してみたら2019年8月、東急5050系甲種の時に新鶴見信号場に停車していた石炭列車を撮影していしました。

※若干文章修正
※2020.2.08 文章訂正
※2020.2.13 文章追記
※2020.2.26 文章訂正
※2020.3.26 文章訂正
※2021.9.13 画像追加

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