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東武500系甲種輸送(その2) [鉄道(東武)]

12月2日と3日にメーカー元の川崎重工を出発した500系3編成は昨夜熊谷貨物(タ)に到着し、本日秩父鉄道を走行して羽生へとやってきました。

秩父鉄道と東武鉄道双方の駅員等が線脇で待機。手前の作業員は架線までの高さを何ヶ所か測定しているようでした。

余談ですが羽生駅は4番線が2箇所あります。今の1番線が無かった時代に連番で振っているのですが、1番線が出来てからも秩父鉄道側は昔の番号を振っているためです。
さて、505号機に牽引された東武500系が羽生に到着。信号の関係で駅ホーム末端で停止。後ろ側は構内に入っておらず踏切は鳴りっぱなし。

暫くして移動を開始。

機関車と切り離し作業が行われます。

切り離された機関車は5番線へと転線します。

その後熊谷方に連結していた機関車108号機に押されて、引上線へと押し込みます。

踏切には多くのファンが押しかけ、係の人が対応に追われていました。この道路は車通りが多いのです。

ここで機関車を切り離します。

先頭台車にはスコッチが挿入され、終電後まで動きが無いものと思われます。間近に見る機会もあまりないので、見ることにします。
画像の車両はモハ503-3。保安装置はこちら側に吊り下げられています。ATS/TP受信装置というものです。

サハ503-2トイレが付いていて、こちら側の窓は車椅子スペースとなっているようです。

トイレも車椅子対応ですね。

こちらは給水とあるので、水タンクです。床下のスペースの関係かトイレとは全く別の場所。

モハ503-1。左の機器箱はブレーキ制御装置。その隣がATS装置。通勤電車では統合型保安継電器と呼ばれている機器が吊り下げられていますが、こちらは純粋なATSということなのでしょうか。

台車は新日鐵住金製のSS182型というモノリンク支持ボルスタレス台車。東武鉄道初のアクティブサスペンションを搭載。左に見える小さな箱は動揺防止電磁弁箱。各台車の隣に設置されています。

改めて見ると先頭車両は汚れています。昨日の雨の影響でしょうか。

200系"りょうもう号"との顔合わせ。

続いて反対側から撮影して見ます。

モハ502-1。中央に東芝製のVVVFインバータ装置を搭載。

サハ502-2。左端は水槽。中央から右にSIV装置。整流装置。蓄電池モニタ。右端は汚物タンク。サハを名乗る割には床下機器でいっぱいです。

検査票を見てみました。

モハ502-3。空調配電盤。NFB耐圧コネクタ(所謂ブレーカーでしょうか)。戸閉制御動揺防止装置制御器。

前後の保護シートを剥がしています。

踏切から。
<おまけ>
KS2_2292.jpg
この引上線は通常時は電気を流さないような仕組みになっているようです。
KS2_2273.jpg
踏切付近にあるセクション。
KS2_2291.jpg
「切」に矢印(?)がセットされています。機関車が入線したときに「入」にセットされています。このブログ記事の8枚目の画像をよく見るとわかります。
2016.12.06 追記
<関連ブログ>
2016/12/03 東武500系甲種輸送

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hanamura

地元(栃木県)の盛り上がりを、目撃してきました。
いやぁ~たのしかった!です。でも、18切符使用!
by hanamura (2016-12-11 09:34) 

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