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西武2000N系に初の廃車 [鉄道(西武)]

西武鉄道で主力として活躍する西武2000系のうち、後期に製造された所謂2000N系について廃車が発生しました。該当編成は2097Fの8両です。

横瀬駅から。左側に2000N系の姿が見えます。右側の白い物で被されているのは保存車両。大雪で建屋の屋根が崩れ落ちてしまい、建物自体を解体。その後建て直すことなく今に至ります。

道路から。2097Fは西武所沢車輌工場製で1992年6月に完成。2000系の中でも最終年度に登場した編成です。(この後造られた8両は2055F・・・桁あふれを防ぐためか初代2055Fを2045Fに番号を改番しています。)

裏手に回ってみます。平日にもかかわらず特に作業を行っている様子は無く、8両全て手つかずの状態です。

見づらいですが車内のつり革もまだ残っていました。

裏山への道から。最近の2000系はベンチレーターを外し、シングルアームパンタに変更する傾向ですが、この編成はそれは無く、2色LEDに改装したくらい。

この地点から全体は撮れないので数両分だけ。

最後に車内から。こちらはクハ2098。

2097Fは製造後24年で廃車となるわけですが、比較的新しい部類なのに廃車となる理由はモハ2197の床下に試験的に三菱製のGTO素子VVVF制御装置を搭載したことが挙げられます。今更他の車両のような界磁チョッパにすることも無く、機器メンテナンスの都合でということなのではと。
同じ試作的意味では東武10080系の11480Fがいますが、あちらは制御装置を50000系タイプのものに改装し、昨年度リニューアルもされています。

ご参考としてモハ2297をアップします。モハ2197と見比べる違いがわかります。

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タグ:西武2000系
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