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飯田橋駅改良工事 [鉄道(JR東日本)]

新シリーズ。JR中央線・飯田橋駅改良工事の紹介です。飯田橋駅は急カーブ(半径300m)の途中に設けられており、ホームと車両の間が広く空いている箇所が多く、改良することになりました。具体的には市ヶ谷側に200mほどホームをずらして直線化することにより、車両とホームの隙間を解消するというものです。

カーブを描き飯田橋へ入線するE231系。

画像で見てもいまいち実感がわかりづらいかもですが、1両当たり、中程2箇所のドアが広く開いてしまいます。

飯田橋駅は水道橋側にあった飯田町駅と、市ヶ谷側にあった牛込駅を統合して出来た駅です。そのためカーブの途中に駅ができあがりました。西口駅舎から長い連絡通路を通ってホームにたどり着くのはそういった名残です。

以前は水道橋側に飯田町貨物駅があり、ワム80000が都心でも見られましたが、貨物廃止後一部は線路保守基地となっています。

工事のためか、ホーム市ヶ谷寄りには仮囲いが出来ています。資材置き場でしょうか。

中央線急行線の線路脇では飯田橋駅の仮駅舎が造られています。こちらについては後述。

西口と結ぶ連絡通路。改良工事によってこの通路は近々解体される予定です。すでにホーム側の通路の壁が取り払われ仮設のタイプに変わっていて、通路の幅が若干縮小されています。

西口連絡通路外観。階段を使用しないなだらかな坂でホームと繋がっているのが特徴的です。付近のお知らせによると解体工事は1月21日から3月2日まで。
計画では西口連絡通路とホーム末端部辺りがホーム末端部となって、そこから市ヶ谷側にかけてホームが設けられるようです。

西口駅舎。駅前広場の整備によりこの駅舎は建て替えられるのだそうです。

中央急行線の線路脇に造られる仮設駅舎はこの辺りに出入り口が設けられるようです。

西口仮駅舎。等間隔に支柱が設置されていますが、この上に通路を設けるようです。完成は平成28年中期。付近にはイメージ図も載っているのですが、仮設とは思えないくらいのデザインでした。
西口駅前広場と西口駅舎の建て替えが完成するまでの間、こちら側から出入りするようです。
ここからホームはちょうど西口連絡通路よりやや水道橋側に出られる辺りとなりそうです。神楽坂方面へはちょっと面倒な迂回。

牛込橋から市ヶ谷方面を撮影。右側2線が中央緩行線。上下線の間が広く空いているのは以前は引上線があった名残です。更にその前は牛込駅があったのでしょう。広く空いた空間にホームを建設するようです。

水道橋側にある東口。メトロ東西線や都営大江戸線の乗換としてはこちらが便利。こちらの利用される人にとってはホームが市ヶ谷側に200m移動となると面倒になると思います。(100mほど移動?)
タグ:飯田橋駅
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おサルさん

JR東日本からも200m移設との発表がありますが、この場合東口改札はどうなるのでしょうね?
東口改札は東西線の乗り換え口でもあり、九段方面には商店が並び、外濠通りを渡ったところにも商店が並んでいます。
ホテルエドモンド(水道橋駅からも利用できますが)にも近い改札であります。
当然、地元や利用者からの反対の声があると思うのですが、JRはどう解決させるのか気になります。
by おサルさん (2016-04-25 13:39) 

nakka

こんにちは。おサルさん。

東口改札は気になりますね。どちらかというとこちらの方がメインのようにも思えます。地下鉄の乗り換えも大江戸線や東西線はこちらが便利ですし。改札口だけ残してホームを連絡通路として利用できればと思うのですが。
by nakka (2016-04-26 21:12) 

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