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仙石東北ラインに乗車 [鉄道(乗り鉄)]

13~14日にかけて仙石東北ラインに乗ってきましたので紹介します。

仙石東北ラインは東北本線の塩釜-松島間に設けられた連絡線を経由して仙石線と東北本線の直通列車を指します。
ラインカラーは東北本線の緑と、仙石線の水色の半々となっています。2番線の案内板もご覧の通り。

使用される車両はハイブリッド車両のHB210系。仙台に到着してきたHB210系2両。時間帯によっては2両で運転されることもあります。

これから乗車する列車は仙台で2両連結を行い、4両編成となります。若干の立ち客がいる程度ですが、混雑と言うほどではありません。東北本線内は90km/hで快調に飛ばします。

塩釜駅。ここから東北本線と仙石線とが分岐します。駅名標も新しくなりました。快速とはいえ東北本線内は各駅に止まります。紛らわしいので「区間快速」とでもすれば良いのですが。さて、列車はいくつかトンネルをくぐり仙石線との連絡線手前で一旦停車。ゆっくりとした速度で連絡線へと進入します。

そしてまた連絡線内で一時停車。

あおば通行きの仙石線との交換待ち。しばらくして高城町へと進みます。

高城町駅。松島海岸と塩釜と二手に分かれています。約4年ぶりに「手樽」が表示。
ここでHB210系の車両紹介を。

ハイブリッド式であるため、屋根上にはクーラーの他バッテリーが搭載されています。両端のドア横は出入り口表示の準備工事がされており、将来ワンマン対応にもなるようになっています。一応自動放送はされています。

車内座席はセミクロスシート。LED照明を採用。

増結があるためか号車番号シールはありません。デビューしたてなのでまだ新車特有の臭いがします。

停車駅案内。快速は東北本線内快速と普通とに分かれるため、2タイプあります。車両基地の都合か東北本線仙台-小牛田の運用もあります。ドア上にはLED式案内情報が設けられています。

機器室があるため1箇所ボックスシートが削られています。

ハイブリッド車両おなじみのモニター。エンジン停止中バッテリーに貯めておいた電気を主変換装置へと供給。エンジンを動かすと主変換装置と、バッテリーへ電気として供給

ドアは複層ガラスを採用。
続いて高城町側から東北本線へと乗車してみます。

やはり上りも仙石線との分岐手前で一時停車。ポイントが切り替わり連絡線へと進入します。ここでも一時停車。保安装置の関係なのかも知れません。ついでにポイント付近に375kmポストが設置されています。

連絡線を走行中。今更ですが連絡線は非電化となっています。

ポイントを渡り東北本線へと進みます。仙石線と比べ東北本線は駅も少なく、線形もよいです。各駅に止めても仙石線経由より早く到着できます。今回の改正で仙石線快速が仙石東北ラインに振り分けられたため、松島海岸や多賀城と言った快速停車駅利用者にとっては不便なダイヤになったのかも知れません。
<関連ブログ>
2015/04/25 仙石線・東北本線連絡線工事(その4)[終]
2014/12/20 仙石線・東北本線連絡線工事(その3)
2014/08/26 仙石線・東北本線連絡線工事(その2)
2014/04/22 仙石線・東北本線連絡線工事
タグ:JR東日本
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