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成田高速鉄道建設工事(その5)[終] [鉄道(京成)]

2010/7/17の開業を目指し現在では試運転列車が走っています。成田湯川駅ですが、前回は手前までしかいけませんでしたが、現在はロータリー周辺の整備も終わり、駅前まで通れるようになっています。



ちなみに、この手前にあった千葉交通の湯川車庫は空き地になっていて、バスの折り返しはこの成田湯川駅前に場所を移動しました。駅開業後はここまでやってくる可能性が高いです。今のところ降車停留所の位置は変わってませんが。

駅前は人通りはなく、近くに民家が数軒あるだけの閑散とした駅です。

停車駅案内も新しくなっています。ここまでやってくるのはアクセス特急のみで、ほかの種別は手前の印旛日本医大まで。時刻表も掲示されていました。ダイヤは日中40分間隔なので1時間あたり1~2本。

駅ロータリのすぐ脇をJR成田線・E231系が通過していきます。今のところJR成田線にも新駅ができる計画はないようです。


場所を移動してイオンモール成田の裏手に向かいます。ちょうどこの付近でJR成田線と成田スカイアクセス線とが合流する場所となります。



下を走るのはE217系。ここから高架線のアプローチを渡って成田空港へと向かいます。



真新しい路線に新型スカイライナーが通過していきました。下部のJR線より後に建設されているので真新しい高架橋が続きます。

このあたりから高架線が造られたのでしょう。元々は国鉄時代に成田新幹線として建設していた建築物を流用しているもので、ここから成田空港にかけては単線並列で進んでいきます。新幹線自体は1983年(昭和58年)に工事が凍結されています。ここから成田空港までは建築済みで、後に1991年(平成3年)成田駅から線路を敷設して成田空港へと乗り入れるようになりました。正式には成田空港高速鉄道と呼ぶようですが。ちなみに東京駅は京葉線のホームへと流用したようです。



JR線は山側の線路を使用して走っています。



京成電鉄は海側の線路をそれぞれ使用しています。お互い線路の幅が違うので、当然ながら共用はできません。単線のため行き違い施設である信号所もそれぞれ別々に設けられています。元々単線で敷設されていたので、建設に伴い複線を単線に――というわけではありません。将来この区間を京成とJRが併走するというダイヤが生まれるでしょうか。



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