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中央本線廃線跡(後編) [鉄道(廃線跡)]

この先は第5トンネル(隠山第一トンネル)が見えてきます。



トンネルの長さは99m。左側はまだ草木に覆われたまま。右上にぶら下がったようにあるのはスズメバチの巣。ちなみに今はいないとのこと。

トンネル内には作業員が退避する場所がありました。

トンネルを出るとすぐに目の前が第6トンネル(隠山第2トンネル)が見えてきます。この間は比較的広い場所でシートを広げ弁当を食べるなど思い思いにくつろぐ姿が見えました。



第6トンネルの横へは登れるようになっていて、その先に進むことが出来ます。さて、第6トンネルは333mとやや長いトンネル。カーブになっているため奥まで光が届きません。鏡を反射させて太陽の光を中程まで届くようにしていました。・・・あまり効果無いような。

トンネル内部はここ以外もそうなのですが、蒸気機関車が走っていたせいもあり、上部が煤けています。



多治見側のトンネル出口。多くの草木に覆われていたようですが、ここも整備されご覧のような姿になっています。正面は愛岐処分場へと通じる道路が横切っていて手前は川が流れています。これが愛知県と岐阜県の県境となっていて、整備はここまでとなっています。

見づらいですが正面にレンガ積みの橋台が残されています。


さて、最初の地点に戻りますが、実はもう一つ第3トンネル(玉野第3トンネル)にも行けるのです。スタート地点に一番近いのですが、ここは帰りのルートとなっています。



第3トンネルの入口(多治見方)左側に「3」とペイントされています。

ちょっとその部分を拡大。

トンネル内部は1/4ほどが土砂に埋まっており、やや歩きづらくなっていました。ここだけトンネル内部はカンテラが置かれていて足下を照らしていました。

トンネル内部

トンネルを出るとやや広い場所に出ます。この先はJR中央線と合流するため立入禁止となります。



左側には柵が。整備されていないのでご覧の通り荒れ放題。これまで通ってきた廃線跡も同じような状態だったのでしょう。



こちらは第3トンネル定光寺方。


さて、廃線跡を見てきましたが、定光寺のホームからでも廃線跡が見られます。



定光寺駅の高蔵寺側から撮影。左側にトンネルが見えますが、これは第2トンネル(玉野第2トンネル)です。右にカーブしたトンネルは現在のトンネルです。



反対側古虎渓側から撮影。313系が見えるトンネルが愛岐トンネル。全長は2910M。トンネルの右側に茂った草木がありますが、ここが旧線となり、先ほど紹介した第3トンネルへと通じます。
タグ:中央西線
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